発売まであと少しですよ!

 2013年9月5日にソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアより発売予定のアクションゲーム『パペッティア』。本記事では、ついに発売まで約半月となった本作のプレイリポートを、ファミ通.com編集部の佐治キクオが全10回でお届け。更新は毎週火曜日と木曜日を予定。ひとりプレイで、序盤の3ステージをリポートしていきます。『パペッティア』を楽しみにしている人、気になっている人は、ぜひ読んでみてください。

『パペッティア』最速プレイリポート第6回――百花繚乱のステージ_04

月の巨大テーマパーク&フールドアスレチック

 『パペッティア』の魅力のひとつは、多彩なステージとそのレイアウトだ。劇場、舞台というのが本作の大きなテーマのひとつではあるが、これを強く押し出しつつも、やはりゲームということで“ならではの”展開が多く盛り込まれている。例を挙げると、まず縦方向、おもに画面上に向かって進んでいくということが多々ある点。段差を少しづつ上に登っていくということもあれば、ジャンプ台やカリバスで一気に登っていくこともある。アクションゲームにおいてはそれほど珍しいものではないが、不思議なもので、舞台上での出来事であるという要素が加わると、非常にダイナミックに感じられるのだ。このあたりは、ぜひ実際にプレイして体感してほしいところ。また、スピード感のメリハリがかなりあるのも特徴。本作には基本的に時間制限というものが存在しないため、慎重にいろいろなところを調べながら進んでいけるのだが、やはりそれだけではスローテンポに感じてしまう。そこで『パペッティア』では、カリバスでキリトリ線を切って進んでいくギミック(キリトリ線に切り込んで、あとはボタン連打ですごいスピードで線に沿って進んでいくというもの)や、乗り物に乗って進んでいくステージなどを織り交ぜることで、強制的にテンポを上げるということをしている。こういった、全体の起伏のつけかた、プレイヤーをダレさせない作りは実に見事だ。

『パペッティア』最速プレイリポート第6回――百花繚乱のステージ_05
『パペッティア』最速プレイリポート第6回――百花繚乱のステージ_03

 加えて、ステージのテイスト、シチューションも豊富だ。例えば、2章の舞台は“月の森”なのだが、その第1幕はいきなり竹林だ。「かぐや姫」のイメージから? なのかどうかはともかく、発想の自由さというか大胆さはかなりのもの。たまにここが月であることを忘れそうになるが、結果として見た目の変化やギミックのバリエーションにつながっているのだからアリだろう。個人的なイメージとしては、テーマパークとフィールドアスレチックの融合、それが『パペッティア』の世界だ。

『パペッティア』最速プレイリポート第6回――百花繚乱のステージ_06
『パペッティア』最速プレイリポート第6回――百花繚乱のステージ_01
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『パペッティア』最速プレイリポート第6回――百花繚乱のステージ_08

『パペッティア』ダウンロードコンテンツ リハーサル版が配信中
気になった人はこちらをプレイしてみよう!
対応機種:プレイステーション3
配信日:配信中
価格:無料
CERO:A(全年齢対象)
備考:ダウンロードにはPlayStation Networkへの接続が必須となります