アクワイアは、プレイステーション Vita用ソフト『MIND≒0(マインド/ゼロ)』の公式サイトを更新し、外伝小説『Detective≒O』の最終話を掲載した。

●探偵・緒方の視点から怪異事件を描く物語、ついに最終回

 アクワイアより発売中のプレイステーション Vita用RPG『MIND≒0(マインド/ゼロ)』。同作の公式サイトが更新され、ゲーム中にも登場する探偵・緒方洋一の視点からMINDがらみの怪異事件を描く外伝小説『Detective≒O』の最終話が掲載されている。

■『Detective≒O』第四夜(最終話)「探偵前夜」

「わかりました、すぐに行きます」
遊園地で家族と楽しい時間を過ごすはずだった緒方のもとに、緊急の呼び出しがかかる。
「ママと遊んでてくれるかな、あとで必ず行くから」
娘にそう言って、仕事に向かう。
──緒方の職業は、普通とは少し違っていた。悪魔のクスリ「MIND」。そのドラッグの重度の使用者を確保することが仕事だった。
だが、毎日訓練だけが繰り返され、その業務が行われることはなかった。その初めての実戦が、今日だった。
──ターゲットである“MIND使用者”は国立研究所施設内に潜伏中との情報。その近くに妻と娘がいる遊園地がある。たかがドラッグ中毒者一人、どうということはない……。緒方は自分に向かって繰り返し言い聞かせた……。

【『Detective≒O』1~3話も掲載中】

◆第一夜「死の依頼は「血」の匂い」
「わたしは、夫に殺されます」電話口で女はこういった。
「マインドってご存知ですか?夜中に夫がうなされているんです」
「マインド」、その言葉を聞いた以上、緒方にこの依頼を断る理由はなかった。
──その依頼人のもとを訪れた緒方が感じたのは、ある「におい」だった。

◆第二夜「探偵のルールと小さな依頼人」
「あ、あの、すいません!あたしの声……聞こえますか?」
……返答はない。 はぁ……困ったなぁ……せめて、この足が動いてくれれば……。
──足を怪我して動けない“依頼人”は、通りがかったある男に声をかけることにする。

◆第三夜「エンドタイム~死覚の男~」
「私には、人のエンドタイムが見える」
法外な報酬と引き換えに、人の寿命を見る男。その噂は多くの人に広まっていた。
──今日も彼のもとを一人の男が訪れた。フレンチコートに身を包んだその男は、ひとつの質問を投げる。
「エンドタイムを見ていただく前に、あなたの力について詳しく教えていただけませんか?」