アメリカ・サンディエゴにて開催されているイベント“Comic‐Con International”にて、『Forza Motorsport 5』の内容が少しずつ見えてきた。

●ニュージェネレーションにふさわしいレースゲーム

 2013年7月18日~21日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴにて開催されているエンターテインメントのイベント“Comic‐Con International”(通称“コミコン”)。マイクロソフトが行った、Xbox One用タイトル『Forza Motorsport 5』のプレゼンで、人気レースゲーム最新作の姿が少しずつ見えてきた。

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▲メニューを見ると、インターフェースがスッキリしたことが伺える。

■すべての車種をじっくり眺められるように

 本作のコミュニティ・マネージャーを務めるブライアン氏は、『フォルツァ』シリーズにおけるクルマとは、“ハート&ソウル”だと語った。プレイヤーがいかにクルマに感情移入できるか、それが大事なのだ、と。

 前作『フォルツァ4』では、“AutoVista”という、クルマをさまざまな視点から眺められるモードが搭載されていたが、対応している車種は20数種類しかなかった。しかし本作では、すべての車種が対応! ブライアン氏は、「新しい形でクルマに触れてもらえる」と自信を見せた。

 例として見せてもらった車種はパガーニ・ウアイラというスーパーカーで、130万ドルくらいするらしい……。絶句する価格だ。絶対に購入できそうにないクルマを、すみずみまで愛でられる。それだけでも価値があると言える。

■グラフィックの進化の方向

 『フォルツァ4』の反省点として、「クルマがパーフェクトすぎた」ことを挙げたブライアン氏。本作では、クルマにつく小さな傷や、オイルの跡などまでシミュレートして、“光と材質”にこだわってグラフィックを作っているという。クルマは何層にもコーティングされているものだが(ベースコート、メタリックコート、クリアーコート)、たとえば小さな傷がついたとして、どのコートが剥げたかによって光の表現も変わる。そこまでシミュレートして作っているのだというから、そのこだわりには脱帽せざるを得ない。

■ドライバー+アバター=“ドライバター”

 本作のキャリアモードは、8つのリーグに分かれている。今回、クルマをセレクトする画面では、プレイヤーの好みのクルマが自動的にリコメンドされるようになった。クルマのペインティングについても同様に、おすすめのものを表示してくれる。

 また、特筆すべき新要素は“ドライバター”だ。これは、プレイヤーがどのような運転をするか(どれだけ攻撃的な運転をするか、どんなターンがうまいか、など)というデータがクラウド状に保存され、プレイヤーの分身となり、ゲームを遊んでいないときに、レースに参加してくれる。友だちがオフラインのとき、友だちのドライバターと競い合うことも可能だ。

 このドライバターのアイデアは、シリーズ1作目のときからあったそうだが、ついに本作で実現できたのだという。ドライバターは、これまでのシリーズ作にはない、新しい楽しみを提供してくれるに違いない。

▲新コースのプラハ。美しい景色や高低差、多様性に富んだ建物があることなどから、プラハを採用することに決まったそうだ。
▲ダッシュボードにあたる光の表現は、Xbox Oneのマシンパワーのおかげで実現できたもの。
▲走り終えたクルマには細かい傷が。このクルマとともに旅をしてきた! という感覚が味わえる演出。