ムービーもイベントもバトルもより美しく!
災厄“シン”を倒すために旅を続ける召喚士ユウナと、主人公ティーダを始めとする、彼女を守る者たちの物語、『ファイナルファンタジーX』(以下、『FFX』)。そして、ユウナを主役に据えた続編、『FFX-2』。現地時間2013年7月4日~7日にフランス・パリ郊外で開催されたJAPAN EXPOでは、プレイステーション3とプレイステーション Vitaでセーブデータを共有する“クロスセーブ”への対応や、新たに制作されたボイスドラマの収録が発表されている。
新たに追加されるボイスドラマは、オリジナル版のストーリーも手掛けた野島一成氏がシナリオを書き下ろし、HDリマスター版のスタッフロールとともに再生される。オリジナル版のイラストが表示されるなど、ビジュアル的な演出もあるようだ。内容は、『FFX-2』の1年後の出来事を綴るもので、声はオリジナルのキャストによって吹き込まれるほか、新キャラクターも登場するという。ちなみに、スタッフロールはメニューから選択できるので、ゲームをクリアーせずとも聴くことが可能。なお、プレイステーション Vita版の場合は、『FFX HDリマスター』と『FFX-2 HDリマスター』のそれぞれに収録される。
今回の記事では、より進化したキャラクターモデルとバトル画面をドーンと公開。HDリマスター化に際しては、メインキャラクターのモデルが調整されるほか、テクスチャーを描き直すことなどによって、敵や背景の質感も向上している。イベントシーンもバトルも、大画面で見て遜色のない仕上がりになっているのだ。