ソロでも楽しめるゲームへ
2013年6月11日～13日（現地時間）、アメリカ・ロサンゼルスにて開催された世界最大級のゲーム見本市E3（エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ）2013。
バンダイナムコゲームスのミーティングルームでは、『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』が試遊できるとあって、おじゃましてきた。この記事では、『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』のミニインプレッションをお届け。
『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』は、前作の『ARMORE CORE V（アーマード・コア ファイブ）』を基本にしつつ、大量の新要素の導入やシステム面の改修によって生まれ変わった作品。前作では、オンラインチームプレイがメインテーマとなっていたが、実力差による気後れやマッチングのしづらさなどがユーザーから指摘されていた。しかし、本作ではマッチングシステムを大きく刷新してチームを組みやすくしたほか、プレイヤーが“勢力”に加担し、勢力どうしで互いの領土を削り合うというマルチプレイに進化を遂げている。
また、本作ではひとりでもチームプレイが可能となる新要素が導入されており、シングルでもマルチのようなプレイ体験が得られるのだ。今回は、そのシングルプレイを少しだけ触らせてもらうことができた。
ストーリーミッションでは、すべてのミッションでふたり協力プレイが可能。せっかくなので、UNACを連れだってミッションに出てみた。UNAC機体はAIによって制御されているが、AIのカスタマイズの内容がすさまじく、自分のパートナーとしてかなり優秀に働いてくれる。UNACとの共闘のおかげで、初見のミッションでも難なくクリアーすることができた（序盤ということももちろんあるが）。
また、このUNACは、ワールドモード（オンラインマルチプレイ）にも連れて行くことができ、不足しているチームメンバーの代わりとして部隊編成することができる。さらには、チーム全員をUNACで編成し、プレイヤーはオペレーターとして指示を出すといった、リアルタイムストラテジーのような遊びも可能にしている。これは、もはや違うゲームという気がした。
ソロプレイの幅を広げつつ、オンラインマルチプレイの要素も進化させた本作。ソロでUNACをチューンして、最高の相棒とともにオンラインマルチに挑むといった遊びかたもできそうだ。