●内容盛りだくさんのビッグイベント

 2013年5月19日にパシフィコ横浜にて開催された、アークシステムワークス創立25周年を記念したイベント“ARC SYSTEM WORKS FESTIVAL”(アークシステムワークス フェスティバル)。じつに9時間以上にわたって行われた同イベントでは、最新対戦格闘ゲーム『ギルティギア イグザード サイン』の制作発表や、人気対戦格闘ゲーム『ブレイブルー』のアニメ化情報、新作アドベンチャーゲーム『エクスブレイズ コード:エンブリオ』のオープニングムービーなど、さまざまな最新情報が公開された。これらの情報については、それぞれの速報記事を見てほしい。今回の記事では、同イベント内で開催されたミュージックライブと格闘ゲーム大会“ARC REVOLUTION CUP(あーくれぼ)”の模様を中心にリポートする。

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グッズ購入の列は会場の外まで伸びる長蛇の列。
オリジナルデザインのアーケードスティックも企画中!
歴代『ギルティギア』のイラストがズラリ。
会場の試遊コーナーには、アークシステムワークスの新作からかつての名作までを遊ぶことができたぞ。
アークシステムワークスの歴史を振り返るムービーも。

●『ギルティギア』と『ブレイブルー』の人気楽曲を生演奏!

 ミュージックライブでは、アーティストの飛蘭(フェイラン)さんが登場し、『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』の主題歌『蒼穹の光』を熱唱。続けて新曲の『ブルーサンクション』を初披露。この新曲は、2013年10月24日に発売予定のプレイステーション3用ソフト『ブレイブルー クロノファンタズマ』の主題歌だという。

 続いては、『ギルティギア』と『ブレイブルー』の人気曲の生演奏。この演奏は、2011年に開催されたライブイベント“GUILTY GEAR×BLAZBLUE”に出演したバンドメンバーが再結集して行われた。演奏の合間には、事前に公式サイトで開催された『ギルティギア』シリーズの人気キャラクター投票の結果も発表。ちなみに、ランキング1位に輝いたのは、“男の娘”ブリジット。主人公のソルを抑えての1位ということでゼネラルディレクターの石渡氏は「1位にはソルが来てほしかったなぁ」と苦笑いする場面も。

●森Pも感動の名勝負がくり広げられたあーくれぼ!

 ここからは、格闘ゲーム大会“あーくれぼ”の模様をお届けする。あーくれぼは、アークシステムワークスのアーケード対戦格闘ゲーム『ブレイブルー クロノファンタズマ』(以下、『BBCP』)、『ギルティギア イグゼクス アクセントコア プラスアール』(以下、『ギルティギア』)、『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』(以下、『P4U』)を使用した全国大会。2013年2月より全国のゲームセンターで行われた予選を勝ち抜いた、各タイトル64名の代表選手による決勝大会が行われた。試合形式は、1対1のシングル戦で、2ラウンド先取制。各タイトル64名もの選手が参加する大規模なトーナメントということもあり、1~3回戦は3タイトルが同時進行するという形。会場では、各タイトル4試合ずつ行い、ステージ上のモニターに各タイトル1試合ずつ表示してパチ氏の解説とともに進められた。

各タイトルのトーナメント表。左から『ギルティギア』、『ブレイブルー』、『ペルソナ』。
ベスト8以降のトーナメント表。左から『ギルティギア』、『ブレイブルー』、『ペルソナ』。

 ベスト8以降は、『P4U』、『ギルティギア』、『BBCP』の順に1試合ずつ進行。『P4U』のベスト8は、みのり選手(美鶴)、はぎわら選手(クマ)、ゆーさま選手(鳴上)、さくま選手(ラビリス)、テツ!選手(千枝)、ソウジ選手(クマ)、ドミー選手(真田)、電波選手(直斗)。その中から決勝に勝ち上がったのは、ベスト8ではぎわら選手(クマ)を、ベスト4ではゆーさま選手(鳴上)を2-0のストレート勝ちで下した“みのり”選手と、ベスト8でテツ選手(千枝)を、ベスト4で電波選手(直斗)を撃破した“ソウジ”選手(クマ)。みのり選手は、決勝戦でもリーチを活かした安定した立ち回りで、ソウジ選手を圧倒。ベスト8以降1ラウンドも落とさない安定した試合運びで優勝を収めた。優勝したみのり選手は「ここまでこれると思っていなかったのですが、素直にうれしいです。」とのこと。

『P4U』の決勝戦、ソウジ選手(クマ)対みのり選手(美鶴)。

 『ギルティギア』のベスト8は、まっきい選手(ディズィー)、フィーノ選手(ヴェノム)、ハーケン選手(ポチョムキン)、ジョルノジョバーナ選手(アクセル)、テロだ~!選手(アバ)、キーシャ選手(ファウスト)、BLEED選手(ジョニー)、FAB選手(ポチョムキン)。名勝負が目白押しとなった激戦を勝ち抜いて決勝に駒を進めたのは、手堅いガードが持ち味のハーケン選手(ポチョムキン)と、「因縁の相手(ハーケン選手)にリベンジしたい」と語っていたキーシャ選手(ファウスト)。決勝戦は、3ラウンドすべてお互いの体力が残り数ドットになるという、今大会ベストバウトといっても過言ではない名勝負となった。試合は、勝ちたいという想いがわずかに相手を上回ったキーシャ選手が接戦を制して優勝。試合後にキーシャ選手は、因縁の相手に勝利し「感無量です」とコメントした。

『ギルティギア』の決勝戦、ハーケン選手(ポチョムキン)対キーシャ選手(ファウスト)。

 最終種目となった『ブレイブルー クロノファンタズマ』のベスト8に進出した選手は、
RYO選手(レリウス)、ガリレオ選手(ライチ)、ゼクソ選手(ヴァルケンハイン)、あばれんじゃー選手(ミュー)、ダイワ選手(プラチナ)、どぐら選手(アズラエル)、天江衣選手(レイチェル)、辻川選手(タオカカ)。公式サイトで事前に行われた優勝者予想キャンペーンで、得票数1位となった辻川選手に注目が集まったが、レイチェルを巧みに操る天江衣選手の前に敗退してしまう。天江衣選手は、その後同じ関西勢のどぐら選手をベスト4で撃破して決勝進出。一方、ガリレオ選手がベスト8でRYO選手を、ベスト4であばれんじゃー選手を、強気の切り返しとオーバードライブを駆使した立ち回りで圧倒して決勝へコマを進めた。

 決勝戦は、ガリレオ選手(ライチ)と天江衣選手(レイチェル)という関西勢同士の対決。使用キャラクターはライチとレイチェルというレアな組み合わせに。試合は、お互いに決定打を欠いた1ラウンド目、タイムオーバーギリギリで空中投げを決めたガリレオ選手が先制。2ラウンド目もお互いが少しずつ体力を削っていく展開に。そんな中、コンボチャンスを迎えたガリレオ選手が、相手のバースト(無敵技)を読んでコンボを中断する。しかし、天江衣選手はバーストを発動せず。この読みが裏目に出たガリレオ選手は逆に攻め立てられてしまい、2ラウンド目を落とす。そして迎えた最終ラウンドは、試合序盤からガリレオ選手が攻め立て、得意の“オーバードライブ”による崩しからのコンボで天江衣選手をKO。ガリレオ選手が優勝を決めた。ガリレオ選手は「デカイ大会で優勝するために格闘ゲームを7年間やり込んできたので、本当にうれしいです」と優勝の喜びを語った。

『BBCP』の決勝戦。ガリレオ選手(ライチ)対天江衣選手(レイチェル)。

大会後の表彰式では、森プロデューサーと石渡ゼネラルディレクターから準優勝者と優勝者へ、賞状やトロフィー、特別称号などの賞品が贈られた。

『P4U』部門優勝のみのり選手と森プロデューサー(左写真)。
『ギルティギア』部門優勝のキーシャ選手と石渡氏(左写真)。
『BBCP』部門優勝のガリレオ選手と森プロデューサー(左写真)。
各タイトルの優勝者と準優勝者たち。

●総勢11名の人気声優によるwebラジオ公開録音

 あーくれぼ終了後は、Webラジオの公開録音“ぶるらじH(はいぱー) in パシフィコ横浜 あーくふぇすだよ! 公開録音すぺしゃる!!”が行われた。今回は、メインパーソナリティーを務める杉田智和(ラグナ=ザ=ブラッドエッジ役)、近藤佳奈子(ノエル=ヴァーミリオン、ν-No.13-、μ-No.12-役)、今井麻美(ツバキ=ヤヨイ、イザヨイ役)の3人に加えて、柿原徹也(ジン=キサラギ役)、植田佳奈(レイチェル=アルカード役)、斎藤千和(タオカカ役)、中村悠一(ハザマ役)、松浦チエ(ココノエ役)、磯村知美(マコト=ナナヤ役)、行成とあ(バレット役)、安元洋貴(アズラエル役)がゲストとして出演。総勢11名による公開録音では、通常のラジオでおなじみの人気コーナーに加え、事前に募集された人気キャラクター投票の結果発表やクイズなどが行われ、会場はおおいに盛りあがっていた。今回の公開録音は、夏ごろに本放送される予定。なお、この模様は、後日詳しくリポートするぞ。

アークシステムワークスの木戸岡社長がイベントを締めくくった。

 公開録音後には、既報の通り(→こちら)『ギルティギア イグザード サイン』が発表。待望のシリーズ最新作のサプライズということで、新作の発表を待ちわびていた会場のファンは大盛り上がり。そして最後は、アークシステムワークスの木戸岡稔社長がステージに登場。「アークシステムワークス創立25周年の記念として、史上最大規模のイベントを開催できたことは、皆さんのおかげだと思います。これからも初心を忘れず、皆さんに熱を感じてもらえるよう、我々も熱意をもってゲーム開発を続けていきたいと思います」とあいさつし、イベントを締めくくった。