アイスランドのレイキャビクで開催された、CCP Gamesのオフラインイベント“Fanfest 2013”。最終日の基調講演ではサプライズ発表が!

●Huluあたりで見られるようにしてください! お願いします!

 アイスランドのレイキャビクで開催された、CCP Gamesのオフラインイベント“Fanfest 2013”。最終日に行われた最後の基調講演では、はるか先の構想や、サプライズ発表が続々!

 中でも大きかったのが、地元アイスランドのプロデューサーBaltasar Kormakur氏と契約し、CCP Gamesのオンラインゲーム『EVE Online』をベースにしたTVシリーズを制作するという発表。プレイヤーからゲームで起こったエピソードを集める企画“True Stories”をベースにした連続ドラマになるという。

 さらにTrue Storiesからは、ダークホースコミックス社からコミックがリリースされることも決定。非プレイヤーも驚かせる逸話の多い『EVE Online』のこと、どちらも面白いコンテンツになりそうだ。ダークホースコミックスからは「EVE: SOURCE」という設定本も出る予定になっている。

▲現在から2万年後のお話。“True Stories”に寄せられた、ゲームで本当に起こった話が土台となる。
▲同じくダークホースコミックスから「EVE: TRUE STORIES」がリリース決定。電子書籍版は無料で2013年秋に配信予定。全64ページで4話を収録する。書籍版は冬に発売。
▲「EVE: SOURCE」は全184ページフルカラーで『EVE Online』の世界の背景などを明かす書籍。未公開アートワークなども収録予定。

●EVE世界を物語る最新トレイラーも公開!

 『EVE Online』と『DUST 514』のふたつのゲームを内包するEVEユニバースの最新トレイラーも公開された。人類が地球を飛び出した時代から、両タイトルの舞台であるはるか未来までを一本で描く、次の10年を控えての総括にふさわしい内容となっており、場内は大盛り上がりだった(ちなみに毎年カッコいいトレイラーが発表されるたびに「これ映画にしてくれよ!」というコメントがつくそうで、じゃあ、ということで発表されたのが先のTVシリーズなのだ)。

●コレクターズエディション今冬発売、謎のコードも同梱予定

 そして、『EVE Online』10周年を記念したスペシャルパッケージ「EVE: The Second Decade Collector’s Edition」も10月に発売決定。『EVE Online』と『DUST 514』の特典ゲームアイテム、記念本、サントラCD、模型型USBハブ、ボードゲーム、そして「いつか使える」という謎のコードを同梱して、価格は149.99ドルまたは149.99ユーロ。公式ストアで予約を開始している。

▲インゲームアイテムの特典が『EVE Online』と『DUST 514』双方で付属する。
▲予約特典も。
▲模型に見えるが、実はUSBハブ。
▲10周年を振り返る「Into the Second Decade」は190ページ。
▲CCPが最初に出したボードゲームなんですが、実はこのおばちゃんは……。
▲レイキャビク市長だったのだ。アイスランドぶっ飛んでるぜ……と思ったら我が国でもいじわるばあさんが都知事だったのを忘れてた。
▲というわけで『EVE Online』10周年を記念して英語版「The Danger Game」を作成! 市長もノリノリだぜ。

●『DUST 514』は“514”に開戦

 基本プレイ無料のプレイステーション3用FPS『DUST 514』は、5月14日に正式サービス開始が決定した。追加武器やマップのほか、ゲームモードも“Domination”(内容はキングオブザヒル系の重要ポイントを占拠するタイプらしい)を実装予定。また、『DUST 514』の装備などをいじったり、チャットなどを行えるPS Vita用のサポートアプリ「DUST 514: Neocom」も今夏の配信が発表に。

●未来の話: 『EVE Online』

 それぞれのタイトルの未来の構想も明かされた。『EVE Online』では、前日に引き続き、“宇宙植民”をテーマにした構想が語られた。要素としてはスターゲートを自分で作れるようになったりするらしいのだが、どうやらそれらは、まったく新しいゲームプレイなどを含む壮大な構想の一部にしかすぎない模様。より没入感の高いフライト操作や戦闘システムなども考えているようだ。

▲5年間のビジョン、3年間のロードマップ、12ヶ月のプランという計画の立て方をしているそーで……。
▲自分でスターゲート建てたりなんだりって話はその5年の中でも後半ぐらいにならないと実現しないだろうねぇ、とのこと。

●未来の話: 『DUST 514』

 『DUST 514』では、装備のベースになるドロップスーツや、武器、ビークル(乗り物)などのバリエーションを各勢力ごとに取り揃えていくという直近の予定以外にも、新ビークルや新ゲームモード、そして新マップ、宇宙エレベーターなどをめぐる、さらなる『EVE Online』との連動要素なども明かされた。

▲先の話なんですが……。
▲ドロップスーツが勢力ごとに今こんな感じ。カルダリなんてミディアムスーツしかないわけですが……。
▲こんな感じにちゃんと4カ国分揃うように。
▲武器やビークル(乗り物)なんかも勢力ごとにちゃんと揃うように。って、見慣れない乗り物が?
▲戦闘機登場。
▲こちらはスピーダー。一人乗りのホバーバイクのような乗り物です。
▲ドローンと戦う協力プレイのPvE(対コンピューター戦)も開発中。まだ全然見せる段階にはなってないけどメック(搭乗ロボ)も作っているらしい。
▲これまで見たことがないような性質のマップも続々登場(ちなみに、同じ構造のマップでも戦っている星によって空や地面の色は違う)。立体的な構造のマップや、0G空間での戦闘なども検討しているとか。
▲さらに未来の構想では、『DUST 514』の惑星側で採掘したものを宇宙エレベーターで『EVE Online』側に持っていくような仕組みも検討しているとか(『DUST 514』はFPSなので、実際掘るというより、その施設をめぐる攻防をするということ)。そのほかアリーナ形式の“グラディエーター”モード(闘技場で戦う。EVEプレイヤーは勝敗に賭けたりする)、艦船に乗り込んでの戦闘なども可能性を検討しているらしい。

●未来の話: モバイルアプリ

 EVEの宇宙世界に『DUST 514』以外の接点を持たせようという構想の一環として、モバイル方面にも注力をしようとしており、こちらも今後注目。去年話を聞いた際は「『EVE Online』をそのままモバイルにするようなことはない」と語っていたので、どういう形になるのか興味深いところだ。

▲エグゼクティブ・プロデューサーとして『EVE Online』の直近の立て直しを行ったジョン・ランダー氏が新たに挑むのはモバイル分野。来年は「EVE Mobile」をみんな持ってるかもね……とのこと。