フェイリスとるかの苦悩と葛藤を描くシナリオ
5pb.より、2013年4月25日に発売が予定されているプレイステーション3、およびXbox 360用アドベンチャー『シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム』。同作の公式サイトが更新され、フェイリス・ニャンニャンのストーリー“桃色幻都のシャ・ノワール”と漆原るかのストーリー“迷宮錯綜のヘルマフロディトス”が公開された。
■桃色幻都のシャ・ノワール Super hero Chat-noir
(シナリオ:気賀沢昌志)
フェイリス・ニャンニャンは秋葉原で起きているという不穏なオカルトチックな噂を耳にする。自分の愛する街・秋葉原に影を落とす噂は見過ごせない。そこで彼女は、まゆりが作った衣装を身につけ、鈴羽とともに秋葉原の正義を守る守護戦士「シャ・ノワール」に扮して調査することに。
だが、調査を進めると、駅前商店街の振興組合が企画した自作自演であることが判明する。秋葉原の街づくりに影響力を持つフェイリスに相談なく、大人たちによって勝手に進められたことにショックを受けるフェイリス。
そこに追い討ちをかけるように、鈴羽から秋葉原を離れると告げられたことでフェイリスは塞ぎ込んでしまう……。
■迷宮錯綜のヘルマフロディトス Hermaphroditus in Labyrinth
(シナリオ:安本亨)
まゆりの死を目の当たりにし、深い悲しみに暮れる漆原るか。彼女の心に去来するのは、まゆりとの楽しかった思い出と、岡部の言葉。
「お前は、本当は……男だったのだ」
別の世界線の彼女が送ったDメールにより、過去が改変され女性として生まれ変わったこと、そして、自分も含む数々の過去改変の影響によりまゆりの死が回避できなくなってしまったこと。
まゆりの死を受け入れてしまった岡部倫太郎は、自分の責任であり、るかが気を病む必要は無いと言い切る。しかし、るかはせめてまゆりの願いだったコスプレ姿を見せてあげたいとタイムリープを申し出る……