たった一本の動画を公開しただけで話題になったメカFPS『Hawken』。そんな本作がいよいよ日本時間の12月13日にオープンβテストを開始するという。そこで、パブリッシャーであるMeteor Entertainmentにメールインタビューを敢行。日本サービスについて聞いた!

●日本向けサービス、マジでした!

 たった一本のアナウンストレイラーを公開しただけで世界を席巻したPC用のメカFPS『Hawken』。本誌では発表以降、開発元Adhesive Gamesを率いるCEOにして本作のデザイナーでもあるKhang Le氏にメールインタビューを敢行したり、E3でデモが出りゃ仕事を放り投げて遊びにいったり、ちょいちょい取り上げてきた。そんな本作がいよいよ、日本時間の12月13日よりオープンβテストを開始するという。

 「いよいよか」と感慨深かった記者ではあるが、ある事に気がついた。「あれ、何でこのプレスリリース日本語で書かれてんの?」。パブリッシャーのMeteor Entertainmentのビル・ワグナー氏に上海で話を聞いた時には日本でサービスするパブリッシャーを探していたような感じだったのだが……。オンラインゲームをやっている人ならお分かりかと思うが、そういうケースでは海外パブリッシャーから日本語プレスリリースなんか別に出ないのだ。あれ?
 というわけでMeteor Entertainementに問い合わせたところ、同社シニアPRマネージャーのShannon Gerritzen氏と、日本PR担当の上村魁氏にメールインタビューを行うことができた。

 以下はQがファミ通.comからの質問、AがMeteor Entertainmentからの返答。

【日本向け展開について】
Q1.日本語でのサービス予定はありますか? (※クライアント/公式サイトの日本語化、日本語サポートなど)
A1.まだ時期は言える段階ではないのですが日本語でのサービスを予定しております。ただ、今回のオープンβが開始する段階では英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語でのご提供となります。

Q2.日本あるいはアジア地域向けのバトルサーバーはありますか?(※アメリカやヨーロッパのプレイヤーと戦う場合、通信遅延などが考えられるため)
A2.ご懸念の通り、通信遅延等ございますので、日本サーバを用意する予定となっております。

Q3.日本市場から課金を行う場合の手段はどんなものがありますか?
A3.オープンβではLive Gamer(編注:http://www.livegamer.com/)を使用する予定です。Live Gamerでは49通貨に対応しており携帯の決済やクレジットカード、デビッドカード、各種プリペイドカードに対応しております。

Q4.オープンβテストについてのプレスリリースが日本語で出されましたが、正式サービス以降、アップデート情報なども日本語で提供されるのでしょうか?
A4.我々は全世界で情報を提供する事を目標としております。勿論、日本でもアップデート情報等を提供させて頂く事を予定しております。

Q5.日本市場向けの独自のプロモーション施策などは予定していますか?(※発表会、オフラインイベント、日本のパブリッシャーとのチャンネリングサービス契約(サービス委託)などなど)
A5.中国を除く全世界で、我々自身が公開(パブリッシュ)を予定しております。中国は2013年にKong Zhongが公開予定です。現在、2013年のマーケットプランを鋭意策定で中して、その中で色々決まって来ると思います。我々としては日本のマーケットにHAWKENをお披露目出来る事に非常にエキサイトしております!

【Hawkenのサービスそのものについて】
Q6.現在Adhesive GamesとMeteor Entertainmentでもっとも重視していることは何ですか?
A6.ゲームバランスですね! 我々はPay-to-Winのゲーム(編注:“課金しないと勝てない”ゲームのこと)では無いです。ゲーマーの方々に最高の経験となる様に、非常に多くの時間を費やしてきました。
 現時点で出来るかぎりのバランス調整をしたと思っておりますますが増えて来るプレイヤーや新しいコンテンツを見ながら、今後も素晴らしいゲームとなる様調整して行きたいと思ってます。

Q7.現在販売を予定している課金アイテムにはどんなものがあるか教えてください
A7.Repair Bots(修理ボット)、Mech(機体)、カモフラージュのカラーリング等になります。主に外観を左右するものの販売を予定しております。

Q8.バンドルパック購入者にCupcakeという機体が提供されるようですが、課金をせずに、全体の何%ぐらいの機体・武器が手に入れられますか?
A8.販売されるMechに関しては、ゲームプレイをして行く中でも入手可能になっております。ここで強調したいのは、我々はPay-to-Winでは無く、Free-to-Playです。

Q9.『Hawken』発表当時は欧米のFree to Play(基本プレイ料金無料)タイトルは少なかったですが、その後、オンラインゲームで取り巻く環境が激変しましたし、昨今はプレイステーション3やXbox 360でもFree to Playタイトルが徐々に出てきました。『Hawken』がPC以外のプラットフォームに進出する可能性はありますか?
A9.はい。我々は出来る限り多くのプラットフォームでFree-to-Playのゲームを提供したいと考えております。ただ、現時点ではPCに集中させて頂いております。

Q10.クラウドゲーミングサービスのGaikaiがソニーに買収されましたが、以前発表されていた、Gaikaiとの連携はどうなりましたか?
A10.現在、両社と協議させて頂いております。

【そのほか】
Q11.『Hawken』はMeteror Entertainmentにとっても最初のタイトルだと思いますが、クローズドβテストを経てパブリッシング面での感触を教えて下さい。
A11.我々が頂いたご意見やフィードバックは非常にポジティブなものでした。クローズドβテストをプレイした方々やコミュニティから非常に有意義なご意見を頂き、我々はその意見を取り入れ、より良いHAWKENを形造って来たと思います。

Q12.日本語のプレスリリースがMeteor名義で出ているのを見た時、本当に驚きました。Meteor Entertainmentでは日本市場をどう捉えていますか?
A12.Meteor Entertainment は日本市場に非常に期待しており、また、HAWKENを日本に持って来る事に関して嬉しく思います。今後も様々なタイトルを日本に持ってきたいと考えております。

Q13.『Hawken』は、日本でも発表時に度肝を抜かれた人がたくさんいます。最後に日本のゲーマーにMeteor Entertainmentから何かメッセージをお願いします。
A13.是非、HAWKENの日本サーバに来て頂きたいと思っております。お好きなMech(機体)を選んでこの素晴らしいHAWKENの世界を体験して下さい!