『テイルズ オブ エクシリア2』産地直送リポート 最終回/これから編

『テイルズ オブ エクシリア2』に込められた並々ならぬこだわりをリポート。最終回は、プロデューサーの馬場英雄氏だ。

●『エクシリア2』と、つぎのアニバーサリーについて

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 バンダイナムコゲームスより2012年11月1日に発売された『テイルズ オブ エクシリア2』。前作にあたる『エクシリア』のエンディングから約1年後の世界を描いた、“選択が未来を紡ぐRPG”だ。ファミ通.comの特設サイト“テイルズ オブ エクシリア通”の最終更新となる今回は、プロデューサーの馬場英雄氏が、これまでの取り組みを振り返り、“これから”を語る。



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▲バンダイナムコスタジオ・馬場英雄氏

 皆さん、こんにちは。バンダイナムコスタジオの馬場です。
テイルズ オブ エクシリア2』を発売してから約2週間が経ちましたが、この記事を読んでくださっている皆さんは、もう遊んでくださっているのでしょうか? それとも、これからでしょうか?

 遊んでくださった方々からは、たくさんの反響をいただいております。物語に感動して泣いてしまったという方や、“選択”で悩んだり、背徳感を覚えたという方も多いようで……。僕たちが伝えたかったテーマを、皆さんがさまざまな形で受け止めてくださっていることを実感しています。爽快感、遊びやすさ、奥深さのさらなる向上を図ったバトルシステムに関しても、ご好評をいただけているようで、とてもうれしいです。

 今年6月の“テイルズ オブ フェスティバル 2012”で本作を正式発表してからの約半年間は、本当にあっという間で、濃密でした。僕自身の取り組みを振り返ると、6月末から『グレイセス エフ』と『エクシリア』のプロモーションのために欧州ツアーを敢行し、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、フランスへ。フランスでは“ジャパンエキスポ”、そしてアメリカでは“コミコン・インターナショナル”に参加。その後、再びドイツを訪れました。

 ドイツのアニメ雑誌“ANIMANIA(アニマニア)”が独自に開催しているイベントに、『グレイセス エフ』を出展したところ、すごく盛り上がりまして。予定にはなかったのですが、その翌日も何かをしたい! と思い、急遽『グレイセス エフ』のパッケージデータを日本から取り寄せて、現地で印刷所を探し回り、ポスターを300枚刷ってサイン会を行ったんです。こういった活動の成果が出たのか、ドイツにおける『テイルズ オブ』シリーズの売上が大きく伸びました。やはり、ユーザーの皆さんとのコミュニケーションは大切だと実感しましたね。


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▲ドイツにて、“ANIMANIA(アニマニア)”開催のイベントに参加。

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▲アメリカ・ニューヨークで開催されたコミコンにて。サイバーコネクトツーの松山洋社長とご一緒しました。

 日本国内でも、『エクシリア2』の全国体験会などのため、各地を飛び回りました。北から順に挙げますと、仙台、茨城、東京(池袋、秋葉原)、千葉(東京ゲームショウ)、金沢、名古屋、大阪、徳島、広島、小倉、福岡。初めて『テイルズ オブ』関連のイベントを行った場所もあり、どれだけの人が来てくださるのか、ちょっと不安もあったのですが、いずれもたくさんの方にお集まりいただけて、うれしかったですね。平日は、お母さんやおばあちゃんが、学校に通っているお子さんの代わりにサイン会へ来られたり、放課後の時間帯には、帰宅途中の学生さんも足を運んでくれたり。

 どのイベントも楽しかったですが、とくに思い出深いのは名古屋でしょうか。ちょうど台風が近づいていたタイミングで、「皆さん、気をつけてお帰りくださいね!」と声をかけていたのですが、夜に新幹線が止まってしまい、当の自分が東京に帰れなかったという……(笑)。公式ツイッターでアスベルみたいなことをつぶやいたところ、皆さんが反応してくださいましたね。

 余談ですが、仙台では牛タン、金沢では日本海の新鮮なお魚、福岡ではモツ鍋や水炊きを食べました。おいしかったです! スケジュールにもっと余裕があれば、行く先々でおいしいものを食べてきたかったですが……!


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▲全国各地で体験会やトークイベント、サイン会などを実施。これは仙台会場の様子です。

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▲徳島で開催された“マチ★アソビ”にて。ここでもたくさんの方とお会いできました。(編集部注:左写真で一緒に映っているのはufotable代表の近藤光さん、右写真は声優の代永翼さん)

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▲最後にトークイベントなどを行った福岡会場では、ご賛同くださった皆さんと一緒に記念撮影をしました。

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▲三重県の鈴鹿サーキットでは、アスベルを大切にしてくれているF1ドライバー、フェルナンド・アロンソさんと対談しました。

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▲韓国、台湾でも『エクシリア2』のイベントを開催。ここでも熱烈なファンの方が集まってくださいました。

 ゲームの内容も、プロモーションなどの取り組みも、前作以上のことをやろう! という思いで発売日まで突き進んだ『テイルズ オブ エクシリア2』。同じ目標に向かって、同じ歩幅でともに歩んでくれたスタッフのみんなや、関係者の皆様には、心から感謝しています。プレイヤーの皆さんも楽しんでくれていますよ、と伝えたいと思います。

 最後に、『テイルズ オブ』シリーズの“これから”について。

 僕たちは、つぎのアニバーサリーに向けて、すでに動き出しています。シリーズ生誕20周年をどのように迎えるか、どんなテーマや遊びを打ち出すか、いまはまだ構想段階ですが、これまで以上に早くから考え始めました。この半年間でたくさんの国や地域へ行きましたが、東京にいるときは、つぎのタイトルに関する打ち合わせもしていたんですよ。20周年を迎えるまでに、プレイステーション Vita向けの『テイルズ オブ ハーツ R』を始め、複数のタイトルをお届けしていきたいと思っていますので、どうぞご期待ください。

 引き続き、『エクシリア2』も楽しんでくださいね。皆様のご声援に、改めて感謝いたします!

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