馬場プロデューサーが発売までの道のりを振り返る
2012年11月1日、東京・ソフマップ 秋葉原アミューズメント館にてプレイステーション3用ソフト『テイルズ オブ エクシリア2』の発売記念イベントが行われた。
この日のイベントは『テイルズ オブ エクシリア2』のプロデューサー、馬場英雄氏が今日の発売日を迎えるまでの道のりを振り返るトークショーからスタート。
冒頭、つい先日まで行われていた全国店頭体験会について触れ、全国各地のファンのもとに足を運んで、いっしょに『テイルズ オブ』シリーズを楽しみたいという思いで開催したことを明かした。ただ、北海道だけスケジュールが合わず、行けなかったことに対して、北海道の皆さんに申し訳ないと思っているとのこと。
続いて、『テイルズ オブ エクシリア2』を発表したテイルズ オブ フェスティバル 2012(6月に開催)の話題に。会場で大盛況だった物販コーナーについて、馬場氏から来場者に意見を尋ねる一幕もあり、「できる限り改善して、次回は気持よく買い物を楽しんでいただけるように」と今後の参考にしたいとのこと。ファンとのつながりを重視する『テイルズ オブ』らしさを感じさせた。
9月に開催れた東京ゲームショウ2012の話題に移ると日本ゲーム大賞フューチャー部門の受賞について触れ、多くのファンの支持にあらためて感謝の言葉を伝えた。
全国各地の店舗を巡った先行体験会については、さまざまなエピソードを披露。たとえば大阪ではデモプレイを上映したときに、戦闘シーンのキャラクターどうしの掛け合いをスタッフがスキップしてしまったら、ファンから「飛ばすなー!」と怒られたのだとか。また、体験会会場から帰りの新幹線の中で、スタッフから「馬場Pトイレなう」とツイートされていることを報告された話など、終始たくさんの来場者の笑顔が見られた。
今後の意気込みについてメッセージを求められると、「『テイルズ オブ』シリーズの20周年に向けて、一歩階段を登ったイメージです。つぎの作品でさらに20周年に向けて、どんどん近づいていきます。古き良き『テイルズ オブ』シリーズの良さを残しつつも、新しい遊びや表現、メッセージを届けていきたいと思っています。皆さんといっしょに歩んでいる『テイルス オブ』シリーズを通じて、今後もお会いしたいと思いますので、まずは『テイルズ オブ エクシリア2』を楽しんでいただきたい。20周年を向けて構想を練っていますので、これからも応援よろしくお願いします」と来場者にメッセージを贈っていた。