待望のシリーズ最新ナンバリングタイトルが今週発売

 カプコンから、いよいよ今週の2012年10月4日に発売されるプレイステーション3、およびXbox 360用ソフト『バイオハザード6』。そこで、本日10月1日から4回に渡って『バイオハザード6』の魅力を改めてお届けしよう。

 今回は、7人の主人公と4つの物語のあらましを紹介。本作は4つの物語で構成されており、エイダ編を除く3つのストーリーは自由に選択可能となっている。すべての物語を体験することで巨大な事件の全貌が明らかになる。
 圧倒的なスケールと、ボリュームで送る2012年最高のホラーエンターテインメントの発売まであと3日!

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7人の主人公、4つの異なる物語

 『バイオハザード6』は7人の主人公が登場する群像劇。異なる場所、異なる立場、異なる事件に身を置く主人公たち。彼らはそれぞれの意志と目的を持って、世界を覆いつつある“バイオテロ”へ挑んでゆく。
 1本1本の物語は独立しており、各々が単独作品に匹敵するボリュームとクオリティ、そして異なる味わいの“恐怖”に仕上げられている。プレイヤーが全ての物語を体験する事で、巨大な『バイオハザード6』の事件は、漸くその全貌を見せる。

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レオン編

2013年、アメリカ【トールオークス(Tall Oaks)】

ラクーンシティの事件から十数年後。尚も続くバイオテロに歯止めをかけるべく、合衆国大統領は“ラクーン事件の真相”の公表を決意する。講演当日、会場で大規模なバイオテロが発生。大統領の友人として、そしてラクーン事件の証人として講演に参加していた大統領直轄エージェント:レオン・S・ケネディは変わり果てた姿の大統領と対面する。女性に襲いかかろうと手を伸ばす大統領。レオンの引き金に掛けた指に力がこもる。部屋に響く一発の銃声。横たわる大統領の亡骸を苦悶の表情で見つめるレオン。

「私が、やったの…」

救出した女性の頬には涙が伝う。この事件を引き起こしたと告白した女性、それは、レオンと同じ合衆国エージェント:ヘレナ・ハーパーだった。

「そこに、お前の言う真実があるのか」

事件の真相を突き止めるべく、レオンは、ヘレナと共に先へ進むことを決意する。生けるものを恨むかのように、暗闇からのびる亡者たちの手、大統領暗殺の容疑をかけられながらも、先へ進むレオンとヘレナ。

状況は絶望的――。
この最悪の状況から逃れるすべはあるのか。

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大統領暗殺の容疑をかけられたエージェント
レオン・S・ケネディ
“事件を引き起こした”と告白する女
ヘレナ・ハーパー
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クリス編

アメリカ大統領講演会場での大規模なバイオテロと時を同じくして、対バイオテロ部隊“BSAA”隊長クリス・レッドフィールドは、捕らわれた国連高官を救出すべく、未曾有のバイオテロにさらされた中国【蘭祥】へ仲間のBSAA隊員たちと降り立つ。

「俺は何から逃げていた?」

心によぎるその思いは、前に進めなくなった自分と向き合うためのものなのか。自問自答をしながらも、混乱を極めた中国の街を進んでいくクリス。撃てども傷が再生、変異していくB.O.W.(生物兵器)が、容赦なく襲いかかってくる。予想をはるかに上回る状況に、一人、また一人と命を落としていく隊員たち。我を失うほど、この事態を引き起こした張本人へ言い切れぬ憤怒を心に抱き、それでもクリスは先へと進んでいく。

状況は絶望的――。
この最悪の状況から逃れるすべはあるのか。

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己を見失った、対バイオテロ部隊BSAA隊長
クリス・レッドフィールド
BSAAの若きエース
ピアーズ・ニヴァンス
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ジェイク編

東欧の紛争地域【イドニア共和国:Edonia】

青年・ジェイクは、傭兵として反政府軍に参加していた。過酷な戦場という環境、先の見えない泥沼のような戦況。それらが、傭兵たちの心を静かに蝕む。それを見透かしたかのように、戦意高揚を謳う栄養剤が配布された。投与後間もなく、彼らの肉体に異常な変化が……。
体が変形し、暴れ出す傭兵たち。そんな不可解な状況にあって、ジェイクにだけは、なんの変化も起きない。襲いかかってくる傭兵を退けたジェイクの前に、ひとりの女性が現れる。女性の名は、合衆国エージェント、シェリー・バーキン。世界を救うため一緒に来てほしいと告げるシェリー。

「始めに前金で20万ドル。残りは終わった後。ちなみにB.O.W.は別料金。一体1000ドルだ」

突然告げられた話にも動じず、飄々と言い放つジェイク。反政府軍とBSAAの激しい戦闘の真っただ中。“C-ウィルス”の投与により変異した反政府軍の傭兵たち。それに立ち向かうBSAA。銃弾が飛び交う戦場を、危険に肌を焼きながら駆け抜けていく二人。

背後から迫りくる圧倒的な絶望――
世界の運命を賭けた長い逃亡劇に終わりはあるのか。

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呪われた“血”を持つ男
ジェイク・ミューラー
ジェイクを護り、導く女性
シェリー・バーキン
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エイダ編

 1998年、ラクーンシティの惨劇に巻き込まれたレオンの眼前に現れる謎の女性。彼女の目的は、シェリーの父親であるウィリアム・バーキン博士が開発していたG -ウィルスの情報入手、そしてその回収であった。そして2013年――謎めいた地下墓地でレオンとエイダは再会を果たす。二人の間で、どのような言葉が交わされるのか。そして、彼女の周りで見え隠れする「ネオアンブレラ」という言葉。一体、彼女の目的は何なのか……。3つの物語をクリアーした後に選択できるエイダの物語、この物語を体験する事で全ての物語が繋がる。

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謎をまとう女
エイダ・ウォン
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バイオテロ根絶の決意をともにした、レオンの旧友
アダム・ベンフォード大統領
アメリカ合衆国大統領。ラクーン事件後、生き残ったレオンを合衆国エージェントに引き入れた人物である。その当時は、政府高官であった。アメリカ、トールオークスでのバイオテロの犠牲となる。
国家の安定を望む者
ディレック・C・シモンズ
アメリカ合衆国大統領補佐官。大統領であるアダム・ベンフォードから、30年来の盟友と呼ばれ、自他共に認める大統領の右腕である。【トールオークス】の事件では、大統領と別行動を取っていたためバイオテロには巻きこまれておらず、ハニガン達FOSのオフィスで事態収束のために指揮を取る。レオンたちに、大統領暗殺とバイオテロの嫌疑をかける。
レオンたちを陰ながらサポートするFOSメンバー
イングリッド・ハニガン
合衆国エージェントのサポート機関、FOS(Field Operations Support)のメンバー。レオンとの付き合いは長く、互いの信頼関係は非常に深い。

新たな恐怖を呼ぶクリーチャー

 『バイオハザード6』にはゾンビを始め、さまざまなクリーチャーが登場する。クリーチャーたちは多彩な特徴を持ち、それぞれが異なるテイストの“恐怖”を持ってプレイヤーに迫ってくる。

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■ゾンビ
知性を失い、生ける屍と化したバイオテロの犠牲者たち。猛烈な飢餓に衝き動かされ、新たな犠牲者へと群がる。
■ウスタナク
所々に見える拘束具、青白く光る肌、不気味に軋みをあげる隻腕のアタッチメント。あらゆる場所、手段を問わず、その巨躯から繰り出される圧倒的なプレッシャーで標的を追い詰めるB.O.W.(生物兵器)ウスタナク。異常なまでの耐久力、隻腕のアタッチメントから繰り出される攻撃により、何者も逃れることを許さない。ジェイクを執拗に追う。
■ジュアヴォ
セルビア語で「悪魔」を意味する“ジュアヴォ“。彼らは言語を理解し、複雑な連帯行動や高度な武器も操ることができる。高度な再生能力を持ち、傷を与えても再生し、大きな傷を負った箇所は、より危険な形状へと変異する。