最低値が87ってなんなの? 天国なの?

 2012年9月27日にコーエーテクモゲームスから発売となった3D対戦格闘ゲーム『デッド オア アライブ 5』のプレイインプレッションをお届けする。

 かすみを始めとする女性キャラクターが、とにかくセクシーでかわいい。もちろん『デッド オア アライブ』(以下、『DOA』)シリーズについての話ですが、そんなことはこの記事を読んでくださっている方ならば、恐らくご存知だと思います。でも、それが最新作の『DOA5』になって、いままで以上にかわいくなったということは、案外知らない方もいるかもしれません。だから、僕は声を大にして言いたいのです。「『DOA5』の女の子たちは、めっちゃくちゃかわいいぞ!」と。とは言っても、残念ながら僕が万の言葉を尽くして語るより、画面写真を見ていただいたほうがきっとわかりやすいですよね。というわけで、まずはこちらをご覧ください。あ、ちなみに上の見出しはお胸のサイズの話です。みんなばいんばいん!

ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_01
ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_02
ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_03
ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_04
ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_05
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ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_09

 どうでしょう。びっくりするほど圧倒的にかわいくないですか? 本作の早矢仕プロデューサーは、“世界のどのゲームよりもかわいいキャラクター”を目指して制作を進めたそうですが、その意気込み通りの出来栄えだと感じます。個人的に今回のイチオシは、舞妓ファイターのこころ。勝利時に見せる、潤んだ瞳の破壊力が高すぎますね。彼女には制服のコスチュームがあるのですが、こんな女の子と学生時代に同じクラスだったら、僕の人生ももっと華やかだったかもしれません。瞳と言えば、ヒトミもすばらしい。もともと『4』まではヒトミ派だったので、今回ももちろんイケてます。ヒトミは、何より衣装のキャミソールがいいですね。『DOA5』では衣装が水で透けるようになったので、白いキャミソールの上から黒い下着が見えまくるんですよ。下着の透けって、なんであんなに色っぽいんでしょうね? もう眼福。天使の時間。これでヒトミにスカートの衣装が用意されていたら言うことなかったですが、そのあたりは今後ダウンロードコンテンツとかで配信されることに期待するとします。というかしてくださいお願いします。

読み合いのおもしろさは3D格ゲー随一!

 さて、本作は女の子がかわいいから支持されているのか? もちろんそれも理由のひとつではありますが、それだけでは15年以上もの歴史を持つ人気シリーズにはなりえません。そう考えると、格闘ゲーム部分にやり応えがあり、熱い駆け引きが楽しめるからこそだという事実が浮かび上がってきます。たとえば、“クリティカル状態”を巡る緊張感。特定の攻撃が当たると相手が“クリティカル状態”となり、ホールド(打撃への返し技)しか行えなくなるのですが、もし相手の読みを外して攻撃をヒットさせることができれば、再びクリティカル状態に持っていけるのです(浮かせ技を除く)。よって、相手としては読みを当てたいし、こちらとしてはかいくぐりたいわけです。クリティカル状態を続ければ大ダメージを与えられるので、攻撃側としては積極的に狙っていきたいんですね。反対に、守備側は不利なジャンケンを強いられるわけですが、だからこそ読みを当てたときの爽快感は格別で、かなりの“してやったり感”(征服感みたいなもの)を味わうことができるのです。こうした楽しみを与えてくれるのは間違いなく『DOA』だけで、だからこそ本シリーズは、唯一無二の存在として、いまもなおユーザーに支持されているのでしょう。

『デッド オア アライブ 5』の公式大会“DEAD OR ALIVE 5 Official Tournament 2012”の開催が決定_01

 そうそう、『バーチャファイター』とのコラボレーションについても触れておきましょう。本作では、アキラ、サラ、パイの3キャラクターを使用することができます。技などは若干『DOA』仕様にカスタマイズされていますが、操作感は『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』のそれを踏襲。操作方式も、パンチ、キック、ガード(ホールド)の3つボタンは『バーチャファイター』と同じですし、同作をプレイしたことがあるユーザーならば、すんなりとゲームに慣れることができます。というか、自分がそうでした。オンライン対戦にも対応しているので、本作はぜひ、『バーチャ』勢の皆さんにもプレイしてほしいですね。

『デッド オア アライブ 5』の公式大会“DEAD OR ALIVE 5 Official Tournament 2012”の開催が決定_02
ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_12
ばいんばいんでバッチバチ! 『デッド オア アライブ 5』プレイインプレッション_13

■筆者紹介 北口徒歩2分
本作はプレイステーション3版でプレイ予定。ちなみに、『バーチャ5』ではベネッサを使っていました。コーエーテクモさん、ベネッサの参戦、ワンチャンありませんかね?


デッド オア アライブ 5
メーカー コーエーテクモゲームス
対応機種 X360Xbox 360 / PS3プレイステーション3
発売日 2012年9月27日発売
価格 各8190円[税込]
ジャンル アクション / 格闘