新たに判明したキャラクターたち
スパイク・チュンソフトから2012年9月20日に発売が予定されているプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』のストーリートレーラーが公開された。また、ここでは新たに判明したキャラクターを紹介する。
<ストーリートレーラー>
■ガドフローによる反乱とツアサ・デノーンの軍勢
ガドフローはウィンター・フェイのひとりで、自身の主君であるウィンター・フェイの至高王マトンを殺め、アマラーの若き種族たちに宣戦布告をした張本人である。彼がどうしてそのような狂気に至ったかは定かではないが、一説によると彼は邪神にその魂を穢されてしまったのだという。 ガドフローはみずからの手となり足となる軍勢として“ツアサ・デノーン”を組織した。プリスミアのクリスタルで出来た漆黒の鎧に身を包む彼らは、フェイであるがゆえに寿命を持たず、不死の軍隊としてアルファーや人間の戦士たちに恐れられている。ツアサは東方の地であるアラバストラとクルリコンを掌握し、海峡を渡って西方にも勢力を拡大している。そして主人公“運命なき者”が蘇るフェイランド西端のアリスターの塔にまで、その魔の手はせまりつつあった。
■ヒューズによる“運命なき者”の復活
ノームの学者であるヒュモラス・ヒューズは、ノームの首都アデッサから遠く離れたアリスターの塔で、“魂の泉”を使った死者の蘇生実験を行っていた。彼はもともとアデッサの研究者だったが、死者の蘇生が倫理的な問題を多く抱えているとし、アデッサの研究所を追放されてしまったのだ。 魂の泉を使った蘇生実験にはまだ課題も多く、いまのところ満足できる形で蘇生が成功した例はない。アリスターの塔には毎日のように種族を問わずさまざまな死体が運ばれてくるが、その中のひとつだった“運命なき者”の肉体が、幸か不幸かその初めての成功例となる。しかしヒューズはその成功を喜ぶ猶予も与えられず、アリスターの塔はツアサ・デノーンに襲撃されることとなる……。
■アガースとフェイトウィーバー
“フェイトウィーバー”とは、アマラーの世界で人々の運命を読み解き、いつどういった出来事が起こり、いつ人々に死が訪れるかを予見する力を持つ人のことである。アマラーの人々には必ず定められた運命があると言われ、ゆえにフェイトウィーバーは単なる占い師ではなく、的確に運命を読み取ることができる。しかしどれだけ先の未来を見通せるかは個々の能力次第で、多くのフェイトウィーバーが一日先の運命程度しか読み解くことはできない。 ブラニ人であるアガースもフェイトウィーバーのひとりだ。アガースはかつて“不屈のアガース”と呼ばれ、数々の戦地でその剣を振るった英雄だった。しかし運命そのものと向き合い、運命を支配するためフェイトウィーバーとなったのだ。“運命なき者”と出会った彼はその運命を読み解こうとするが、闇に包まれた“運命なき者”の未来に驚嘆することとなる。
■エリン・シアーとの出会い
ドカルファー族の密偵エリン・シアーは多くの謎に包まれた女性だ。彼女はアリスターの塔を出た“運命なき者”の前に突然現れ、その後“運命なき者”の歩む道を導いていく存在となる。彼女は“運命なき者”のことを昔から知っているようだが……? 彼女の存在が、みずからの過去を取り戻す鍵となるかもしれない。