『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』、ついに発売!
本日2012年8月30日(木)、10時から19時まで、東京・秋葉原のクラブ セガ 秋葉原 新館にて、“『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』発売記念抽選会”が行われている。
本抽選会には、秋葉原にある対象店舗で、セガのプレイステーション Vita用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』(2012年8月30日発売)を購入し、レシートを持っていくことで参加できる(賞品などの詳細は→こちら)。本来は11時からのスタートのはずだったが、50人ほどが集まったため、急きょ10時に開始を早めるほどの人気ぶり。お昼過ぎには参加人数は700人を突破したという。
本体験会は19時まで行われているので、豪華賞品が欲しいという人は秋葉原でソフトを購入しよう。今日は秋葉原の各ショップがミクさんだらけになっているので、街を散策するのも楽しいはず!
林誠司プロデューサーにインタビュー!
――発売日を迎えての感想を教えてください。
林 今日、ようやく発売日を迎えられて、ホッとしています。今日も、この暑い中、朝からたくさんのお客様が並んで買ってくださいまして、たいへん感謝しております。
――『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』の注目ポイントを教えてください。
林 グラフィックにはかなり力を入れて作りました。また、インターフェースもいちから見直ししています。ユーザーの皆さんからのご要望などを反映するようにしています。お気に入りのモジュールをすぐにセットできたり、その曲に合ったオススメモジュールをすぐに選択できたり。カスタマイズのアイテムの組み合わせも保存できます。好きな曲を、好きなモジュールで、好きなように遊んでいただけます。DIVAルームのイベントも豊富です。そして、エディットモード。これはもういちから作り直しました。どうすれば、より多くのユーザーさんにエディットする楽しみを味わっていただけるかを考えながら作りましたので、ぜひ試してみてください。
――昨日、横浜で“夏の終わりの39祭り”が開催されましたが、参加しての感想を教えてください。
林 暑い中、多くのお客様に来ていただけて、たいへんありがたかったです。ウォーターステージはものすごく幻想的で、そこに巨大なミクさんが出現したかのように感じました。いままでにない体験でしたね。
※“夏の終わりの39祭り”のリポートは→こちら
――本日から、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』の体験版の配信が開始されましたね。
林 体験版については、非常にご要望をいただいており、お待たせしてしまいました。『キャットフード』、『ワールズエンド・ダンスホール』、『メランコリック』の3曲が遊べます。ミクさん、ミクルカさん、リンちゃんという構成ですね。モジュールチェンジも体験が可能で、6人のキャラクターの基本モジュールと、曲の推奨モジュールが選べます。自由な組み合わせを楽しんでみてください。さらに、モジュールカスタマイズもできます。
――開発時の苦労したエピソードを教えてください。
林 開発を始めたのは、まだPS Vitaの詳細がわからないころでした。「ここまでできるんじゃないか?」、「こういうことがしたい」と考えていたものを、スペックがわかった後に、落としこんでいくのが苦労したところですね。スタッフ、とくにプログラマーが試行錯誤してくれて、いろんなことが実現できました。一本一本のPVを見ると、「ああ、ここはこんな苦労があったな」と思い出されたりします。感慨深い、思い出深いプロジェクトになりました。
――ダウンロードコンテンツの予定はありますか?
林 現段階で発表できるものはありませんが、ダウンロードコンテンツに対応できるよう作ってありますので、何かしら発表できるものができたら、発表させていただきたいと思います。
――ARライブで聴ける楽曲が、リズムゲームで遊べるようになることはありますか?
林 リズムゲームが楽しめるうえ、ARライブでもいろんな曲が楽しめるというコンセプトで作っているので、現状、ARライブの曲のリズムゲーム化の予定はありません。
――プレイステーション3版はいつごろ出ますか?
林 いいタイミングでお出ししたいと思っております。
――今晩、東京ジョイポリスで“V_C presents. 初音ミク 5th Anniversary DAIBA de DIVA ALL NIGHT special★”が行われますね。
林 8月31日はミクさんの5回目の誕生日ということで、豪華なクリエイターの皆さんが集まってお祝いします。皆さんぜひ楽しんで、いっしょにお祝いしてください。
※V_C presents. 初音ミク 5th Anniversary DAIBA de DIVA ALL NIGHT special★の詳細は→こちら
――最後にひと言お願いします。
林 ようやく今日、発売日を迎えることができました。クリプトン・フューチャー・メディアさん、いろんな作品を提供してくださったクリエイターの方々に感謝しております。また、本作はコンシューマーのチームとアーケードの開発チームが初めてタッグを組んで作った作品になります。世に出すことができて、うれしく思っています。ぜひ皆さん、手に取ってプレイしていただいて、ご意見をお寄せいただければと思います。よろしくお願いいたします。