2012年8月29日、神奈川県横浜市の赤レンガ倉庫イベント広場、象の鼻パーク内特設会場にて、セガのプレイステーション Vita用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』の発売を祝うイベント“夏の終わりの39祭り”が開催された。

●水もしたたる美しい歌姫の姿に、ファン感動!

 2012年8月29日、神奈川県横浜市の赤レンガ倉庫イベント広場、象の鼻パーク内特設会場にて、イベント“夏の終わりの39祭り”が開催された。

 本イベントは、セガのプレイステーション Vita用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』が、2012年8月30日に発売されることを記念し、ファンのための前夜祭として開催されたもの。会場は“夏祭りエリア”と“ウォーターステージエリア”に分かれており、前者では『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』の試遊や、やぐらでのステージを、後者では巨大なウォータースクリーンに映しだされたミクのライブパフォーマンスを楽しむことができた。

■夏祭りエリア

▲『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』試遊コーナーは大人気。記者が取材したときは150分待ちでした。
▲スタッフは皆さん『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』おめんを付けています。
▲“ウォークマン”Sシリーズ 初音ミク生誕5周年記念モデルの展示ブースも。
▲初音ミクの新しい着ぐるみ(!?)が!! どんな愛称が付けられるのか?
▲大盛況のアニメイトとファミリーマートの物販ブース。
▲初音ミクにメッセージを贈るコーナー。
▲たくさんの子どもたちがメッセージを書いていたのが印象的でした。
▲フードメニューも大充実。カキ氷、たこやき、わたあめなどが限定パッケージで登場。
▲コスプレイヤーさんたちの姿も多数見られました。“みくずきん”、“初音ミク 蝶”、“初音ミク 浴衣スタイル”、そしてファミリーマートなミクさん!
▲将来有望な3姉妹。
▲美しいイラストの数々も展示されていた。

 ファミ通ドットコムは、この夏祭りエリアを訪れている、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの河野 弘プレジデントを発見。突撃取材を行い、コメントをいただいた。なお、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、本イベントに協賛している。

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデント
ソニーマーケティング 代表取締役 執行役員社長
河野 弘氏
Kawano Hiroshi

――『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』の発売を明日に控えてのお気持ちを教えてください。
河野 『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』は、PS Vitaのよさを引き出してくれるタイトルですし、新しいお客さまを呼び込む力のあるタイトルですので、本タイトルにはずっと力を入れてきました。期待していますし、手応えも感じています。

――この“夏の終わりの39祭り”からも、皆さんの意気込みが伺えます。
河野 最初は、セガさんからタイトルが出て、その販売のお手伝いをするという形でしたが、ソニーグループとしても、もっとミクを盛り上げたいと考えたんです。じつは、ソニーマーケティングの北海道支社の目の前に、クリプトン・フューチャー・メディアさんがありまして。「これはすごい偶然だ!」と、北海道に出張した際に伺ったんです。「ゲームを売るだけではなくて、もっと盛り上げていきたい」とお話して、「このようなイベントもやりましょう!」と提案して進めていきました。いまは、ソニーグループ全員で集まって、「ミクをどうやって盛り上げようか?」という会議をしているんですよ。

――では、One Sony(※)をミクで実現しているというわけですね。
河野 そうなんです! ミクのおかげで、ソニーがひとつになりつつあります。ゲームが出ますし、ウォークマンの限定モデルは非常に好評ですし、ソニーミュージックでCDを出していますし。コンサートでミクをキレイに見せるために、ソニーの映像技術を使えないか検討もしています。ソニーグループの力を使うことで、ミクをバックアップできると思うんです。ミクは日本発のコンテンツですから、そのミクをもっともっと世界に飛躍させていくために、サポートしていきたいと思います。

※ソニーの新経営体制の方針。 ソニー代表執行役社長兼CEOの平井一夫氏を中心とするマネジメントチームと各事業の責任者が、迅速かつ全体にとって望ましい意思決定を行い、ソニーグループ一体となった経営を行うというもの。

■ウォーターステージエリア

 夜の海上に現れる、巨大なウォータースクリーン(最大高18メートル、最大幅40メートル)に映しだされたミクがパフォーマンスをするという“ウォーターステージエリア”。会場には、抽選で選ばれた2000人のファンが訪れ、初音ミクが降臨するのを待った。

▲情緒溢れる横浜の夕暮れ。
▲やがて日は落ち、美しい夜景が現れる。

 時は流れ、19時。海の上に、吹き出す水で作られたウォータースクリーンが現れた。最初に映しだされたのは、世界各地からのミクへのメッセージ。続いて、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』に収録されている4曲のPVが映し出された。

▲「ずっと応援しています」、「大好き」などのミクへの熱いメッセージの数々。
▲「秘密警察」、「キャットフード」、「ワールズエンド・ダンスホール」、「サマーアイドル」の4曲のPVが流れた。

 そして、「3、2、1……」のカウントダウンの後に、ついに初音ミクが登場! 東京ジョイポリスで行われているDAIBA de DIVA(詳細は→こちら)のパフォーマンスをベースに、ウォータースクリーンならではの演出で構成されたライブを披露した。

▲水の中に映るミク。光に照らされて、とても幻想的。

 「Weekender Girl」、「ODDS&ENDS」、「タイムマシン」を歌い上げたミク。一度はステージから消えてしまうか、「ミーク! ミーク!」というファンの熱い呼び声に応え、再度降臨! 初披露となる曲「39」を歌い、集まったファンへの感謝の気持ちを伝えた。

▲最後に「明日、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』で会おうね!」というメッセージが。

 歌声合成ソフトウェア『初音ミク』が発売されたのは、いまから5年前の2007年8月31日。そのとき、初音ミクの歌声と緑のサイリウムが、横浜の夜を彩ることになるとは誰が想像しただろうか。ついに発売日を迎えた『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- f』。これまでのミクの軌跡を思い出しながら、ぜひプレイしてみてほしい。