“セカイパック Vol.3”は、コロン“プラネタリーメゾン”が舞台

 ガストより、発売中のプレイステーション Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』。今回は、2012年9月配信予定ののダウンロードコンテンツ“セカイパック Vol.3”(価格は500円)のあらすじや登場人物を紹介していこう。

■あらすじ
色々なことがあって疲れてしまったイオンを癒やすため、ネイはイオンを“プラネタリーメゾン”というコロンに連れてくることに。“プラネタリーメゾン”は街全体が歓楽街という作りになっており、住んでいる人たちも天文地文とは無関係でリラックスにはもってこいの場所だ。また、実はネイが現在暮らしているコロンでもあり、彼女が踊り子をやって生計を立てているコロンでもある。イオンはネイの踊りを見たいと嘆願し、何とか承諾を得ることに成功。そこで見たのは、巨大なステージに何千人ものファン、そして輝いているネイの姿だった。ステージに立つネイを見て、イオンはみずからの現状を打破しようと決意するのだった。

■コロン“プラネタリー・メゾン”
コロン自体は普通の自然重力型だが、特徴的なのは巨大な花のようなドーム。外側から見ると花弁のように見えるが、夜モードでは蕾のようになり、内側に星空を映し出す。この花弁は、1日の内半分は開き、半分は閉じる。開いているときが昼、閉じているときが夜になるのである。この世界では太陽が巨星になっているため、夜でも星は見えず、赤黒いのが普通。しかし、昔そうであったと言われる“星燦めく夜”が、このコロンでは再現されるのだ。いわば“星空のテーマパーク”とも言える。そしてこの街の目玉は、中央に構える巨大なステージ“メゾンホール”。その大きさは帝国一を誇り、10万人以上の収容が可能なほどである。この街は、中央に巨大なステージが有り、そのステージを取り囲むようにさまざまな商店が建ち並ぶという構造をしている。オペラハウスの1階席、2階席、3階席のように、10階席までストリートが存在し、その奥側に町並みが広がっているのだ。

■キャラクター紹介
白鷹(Shirotaka)/声: 新垣 樽助
ネイのステージを見に行ったとき、隣に座っていたお客さん。いわゆるネイ付きのトップオタとも言える存在で、ネイの情報を逃さずゲットし、必ず最前列でネイを応援する。昼間はバイオス屋(シェルノトロンの機能を拡張したり、効率的なダイブをするためのお店)を営み、夜はフィギュア屋の露店を出すという、何とも精力的な活動をしている。フィギュアはもちろんお手製で、評判も悪くない。好きなことには寝食惜しまないタイプで、状況によっては7徹することも辞さない。……と、かなり特殊な趣味や生活をしている彼だが、言動や行動は至って紳士的で、ルックスも悪くない。この趣味さえなければ、寄ってくる女もひとりやふたりではないだろうと噂される事も少なくないようだ。尚、“白鷹”はハンドルネームで、本名ではないらしい。

▲急遽開催されたネイのステージでも、白鷹は最善列の席を死守。隣にいたイオンを同志と勘違いしてしまう。
▲なにやら興奮気味の白鷹。それに対してイオンは少々困ったような表情だ。ふたりの間にいったい何が?

■アドベンチャーパートを紹介
ネイの誘いでプラネタリーメゾンへとやってきたイオン。そこはこれまで訪れたどの場所とも違う賑やかなコロンだった。しかし人ごみが苦手なイオンは少々複雑なようだ。賑やかな歓楽街として知られているプラネタリー・メゾンだが、近々“ラシェーラ・スターライト”と呼ばれる大きな祭りを控えており、その活気は留まることを知らない。

▲ネイといっしょにプラネタリーメゾンの中心街、メゾン・セントリアへとやって来たイオン。
▲万寿沙羅や夢ノ珠では見られなかった活気に戸惑ってしまう。
▲プラネタリー・メゾンはコロンの中でも人気が高い。ひとつ前の夢ノ珠とは大違いのようだ。
▲年に1度のお祭り、ラシェーラ・スターライト。コロン全体で大いに盛り上がる!
▲戸惑うイオンを見て、複雑そうな表情を見せるネイだが、自宅へとイオンを招くことに。
▲ネイの家についてホッと一息つくふたり。しっかり者のネイもやはり自宅が1番のようだ。
▲普段は大人しいイオンだが、ネイの部屋に好奇心がくすぐられる。
▲珍しいものばかりでついハメを外してしまうイオン。これが本当のイオンなのかも?
▲ネイがステージで踊ると聞いて大興奮のイオン。ぜひ見てみたいとネイに頼み込むが……。
▲ついに呆れてしまうネイ。突然のことにイオンは驚いてしまう。
▲イオンは常に他人を思いやり一生懸命に行動する、そのことはネイも認めているが……。
▲皇帝になるためには、それだけでは足りない。
▲何かを成そうとする明確な意思と行動。それがイオンに足りていなかった。
▲反論しようとするイオンの頭を過ぎったのは、万寿沙羅で出会ったター坊たちの顔。
▲皇帝になって全力でみんな守りたい。改めて、そう心に誓うイオンだった。
▲皇帝になろうとするイオンの覚悟が足りないと叱るネイ。
▲ネイの許しを経て、メゾン・セントリアの中心に位置するステージへとやってきたイオン。
▲そこで知り合ったのはプリティベリーの大ファン、白鷹と名乗る男性。
▲プリティベリーの本名がネイであることをつい口を滑らせてしまう。
▲ステージに現れたネイ。その途端、運動場にも匹敵する広さの会場全体を歓声が包む。
▲ステージの上で優雅に踊るネイ。人々の注目を浴びながらも一切の気後れもない。
▲ネイとの待ち合わせ場所を決めなかったイオンだが、白鷹の誘いでネイの握手会へと向かう。
▲プリティベリーの本名を知った白鷹だが、口外しないことを約束。紳士的な一面を見せる。
▲バイオス屋を経営する白鷹。その腕前は一級。さらにハッカーとしても優秀らしいが……。