ファン待望のPvPシステムがついに始動!
2012年8月15日~19日にかけてドイツのケルンで開催中のイベントgamescom2012。バンダイナムコゲームスのブースに出展されている、『DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION』のPvP”試練の戦い”をプレイしてきたので、簡単なリポートと併せてプレイ中の画面写真をお届けする。
今回出展されているのはPC版。”試練の戦い”は4人でのデスマッチ形式(要するに全員が敵)で制限時間は約10分ほど。用意されていた4つの試遊台は、それぞれ装備している武器が異なっており、大剣、剣、槍、魔法に分かれていた(記者は槍の台でプレイ)。ワープゾーンから4人全員がワープすると、対戦がスタート。
対戦がスタートすると、檻の中からポトリと戦闘エリアに落とされて、4人が相まみえる形に。ちなみに倒されたあとのリスポーンもこの檻の中からとなる。戦闘エリアは正方形の狭い場所で、遮蔽物などもなくすぐに乱戦に。基本的なアクションはシングルプレイと同様で、ガシガシとぶつかり合うことになる。
今回用意されたセット(大剣、剣、槍、魔法)の中で、で猛威を奮っていたのが魔法。一撃の威力が高く範囲魔法もあるため、乱戦に最適なスペック。魔法以外のプレイヤーにとってもっともマズイ状況が、小競り合いで固まっているところに範囲魔法を合わされてまとめて焼き殺されるというパターン。範囲魔法を食らうと体力の約8割がもっていかれるため、小競り合いで体力が少し減っている状態から3人まとめて消し炭ということもしばしば起きた。この状況を打開するべく、まず魔法キャラクターを狙おうと試みた記者だが、魔法キャラクターを追いかけていると、今度は背中からザクザク斬られる始末。キル数トップのキャラクターは、頭の上に王冠マークが付くため、デスマッチといえども優先して狙うべき気がするのだが、そんなことを伝える余裕もボキャブラリーもなし(隣の席が魔法キャラクターだったので声をあげづらかったのもある)。そんなこんなで、魔法キャラクターの頭に貼り付いた王冠は剥がれることなくタイムアップ。今回の固定のセットではかなり大味なPvPになっていたが(しばらく観ていたが、誰がプレイしても魔法キャラクターが勝っていた)、武器や装備、相性などを考えてチューニングしたキャラクターなら違った展開も見られそう。ファンが待ち望んだ新システムだけに、続報に期待しよう。
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