最新作を待ち望むアサシン(プレイヤー)たちが集結
2012年7月12日~15日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴにて開催されているエンターテインメントのイベント“Comic‐Con International”(通称“コミコン”)。開催初日となる2012年7月12日、ユービーアイソフトのプレイステーション3・Xbox 360・PC用ソフト『アサシン クリードIII』(PC版は日本発売未定)に関するセッション“Assassin's Creed III: Live Stage Demo”が行われた。
登壇したのは、本作のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレックス・ハッチンソン氏。ハッチンソン氏は、「抱いているビジョンがきちんとゲーム内容に反映されることを確認し、開発最終段階では編集や細かい調整を行うのがクリエイティブ・ディレクター。このゲームに3年を費やせたのはとても幸せなことだ」と、自身の役職について語った。
『アサシン クリードIII』では、開拓時代のアメリカで、ネイティブ・アメリカンの血を引く新主人公のコナーが活躍する。これまでのシリーズ作品ではあまり見られなかった、野生の森林などがゲームの舞台となる。
このセッションでは、E3 2012で公開されたデモプレイが、改めて一般ファンに向けて公開された。ボストンを舞台にしたステージで、木の上から敵を倒したり、ビルの中を通り抜けて逃げたり、立ち話をしている人の中に紛れて気配を消したりと、多彩なアクションを見せてくれるコナー。華麗なアクションが決まるたび、ファンからは大きな歓声が上がった。
コナーはトマホーク、弓などを武器として使うが、ハッチンソン氏は、「トマホークという特徴的な武器のおかげで、新鮮味が加わった」と語る。また「コナーはこれまでとは違うキャラクターにしたかった」とのことで、復讐心に動かされていたエツィオとは違い、コナーは名誉や正義、自由意思の保護を尊重するキャラクターであるという。
また、ハッチンソン氏は「自分が好きなシステムでもあるので、天候が変化するシステムを取り入れた」とコメント。シリーズ最大規模のステージ内に表現される、激しい雪などに注目だ。また、天候だけでなく、動物の動きもゲームの遊びに組み込まれている。なんと200種の動物について動きを設定しているそうだ。
『アサシン クリードIII』は、翌月(8月)にドイツ・ケルンで行われるイベント、gamescomにも出展される予定だとか。つぎはどんな情報が明かされるのか、楽しみに待とう。
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