OVAのアニメーションを手掛けるのはプロダクション I.G!

ニトロプラスが2012年7月26日に発売予定の『ギルティクラウン ロストクリスマス』の最新情報をお届けする。
本作はTVアニメ『ギルティクラウン』のスピンオフ作品。アニメシリーズ本編から10年前、未知のウィルスが蔓延した“ロストクリスマス”なる大災害により大混乱におちいった日本を舞台に、すべてのはじまりとなる事件の裏側で起こっていたもうひとつの物語を描く。
通常版(5040円[税込])と同日に発売される完全生産限定版(7140円[税込])では、クリア三方背BOX、中央東口氏による描き下ろしデジケース、40ページのラフ設定集“lost xmas artworks”、redjuice氏(『ギルティクラウン』キャラクター原案)と門脇聡氏(同総作画監督)によるアナザージャケットシートにくわえ、映像特典DVDを特典として収録。
この特典DVDには、『ギルティクラウン ロストクリスマス』の新作OVA(約12分予定)が収録される。企画・脚本をニトロプラスが担当し、『ギルティクラウン』TVアニメを手掛けたプロダクション I.Gがアニメーション制作を行うとのことで、アニメファンにも見逃せない内容となりそうだ。









秘密結社ダァトの研究施設を脱走したスクルージとキャロル。
二人は逃亡を続けながらも、自分たちを実験体として弄んだダァトへの復讐を遂げるため、組織の手がかりを追っていた。
ある港町に辿り着いた二人は、そこで一匹の仔犬に懐かれる。仔犬に触れることを躊躇するスクルージ。それをからかうように仔犬を可愛がってみせるキャロル。
しかし、そんな二人と一匹を突如銃弾が襲う。銃弾を放ったのは、実験体を追う特殊部隊。部隊を率いるのは、セフィラ製薬公安部隊長である若き日の嘘界=ヴァルツ・誠であった。
企画/脚本 ニトロプラス
アニメーション制作 プロダクション I.G
キャラクターの詳細なども続々判明
主要キャラクターを担当する声優陣や、各キャラクターの詳細ほか、新情報も続々判明。『ギルティクラウン』の各話脚本にも参加している鋼屋ジン氏によるシナリオで、アニメシリーズ本編とも密接にリンクしたストーリーが描かれる。『ギルティクラウン』主人公の桜満集らも、アニメ本編の10年前の姿で登場。スクルージたちの物語とどのようにクロスするのかも気になるところだ。



ダァトの研究施設で人体実験を受けていた実験体。右手に“ヴォイド”を人間から引き出す能力を持っているが、アポカリプスウィルスの重度感染者の症状である結晶(キャンサー)化させてしまうという“欠陥”がある。






スクルージと同じく、ダァトの研究施設の実験体。脱走中のスクルージと出会い、行動をともにすることになる。複数のヴォイドを身に宿しており、スクルージが引き出すたびに異なる武器が出てくる。



スクルージたちを追うダァトの刺客、3人の“ゴースト”のひとり。スクルージと同じく実験体で、結晶化の能力を自在に操ることができ、触れることなく周囲の人間を結晶化することも可能。




プレゼントと同じく、スクルージたちを追うゴーストのひとり。実用化間もない遠隔操縦式ロボット“エンドレイヴ”を乗りこなして迫ってくる。パスト本人はエンドレイヴから離れたコックピット内にいるため、その姿は不明。













――真名と集の父。アポカリプスウィルス研究の第一人者。
桜満真名(CV:茅野愛衣)
――集の姉。“はじまりの石”に最初に接触し、アポカリプスウィルスに感染。
2029年12月24日にウィルスが暴走し、ロストクリスマスを引き起こした。
桜満集(CV:津田美波)
――TVアニメの主人公。家族でクリスマスを過ごすため、義母・春夏に呼ばれて六本木を訪れている。
トリトン[後の恙神涯](CV:渡辺 明乃)
――大島の海岸で真名と集に助けられ、トリトンと名付けられた少年。
後にレジスタンス組織“葬儀社”のリーダーとなる涯である。
――真名と集の義母であり、アポカリプスウィルスの研究者。
クリスマスを家族で過ごすため、真名、集、トリトンを大島から呼び寄せる。
茎道修一郎(CV:井上和彦)
――ダァトのアポカリプスウィルス研究者。玄周をライバル視している。
後の特殊ウィルス災害対策局“アンチボディズ”局長。
ユウ(CV:西墻由香)
――ダァトの使者を名乗る少年。その正体は謎。
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