ゲームは楽しかったけど……

2012年6月5日~7日(現地時間)まで、アメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにて開催された世界最大のゲームの見本市、E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2012。ディズニーのブースでは『Epic Mickey 2: The Power of Two』が人気を集めていた。
ミッキーマウスが筆を手に、世界に色を与えたり、色を消したりしながら進むアクションゲーム『Epic Mickey』シリーズ。その最新作では、新たな相棒“オズワルド”と力を合わせて、さまざまな世界で冒険をすることになる。それにともない、画面分割でのふたり同時プレイが実現。体験コーナーでも実際にプレイすることができた。ちなみに前作は対応機種がWiiのみだったが、本作はプレイステーション3、Xbox 360でも登場。Wii版ではWiiリモコンを、プレイステーション3ではPlayStation Moveで照準を操作しながら、直感的な操作が可能だ。アクションは非常に軽快で、しかも何かアクションが行える場所ではアイコンが表示されるので、何をすればいいのか迷うことはない。海外タイトルではあるが触り心地は非常に日本的だと思う。





……ところで、E3に限らずこういったゲームショーでは体験台の横に説明用のスタッフがつねにいて、懇切丁寧にいろいろと教えてくれるのだが、今回記者は少し寂しい思いをした。記者に付いてくれたのは、陽気な黒人スタッフで、英語が得意ではない記者のためにゆっくりと単語を発音するナイスガイ。おかげで、プレイもスムーズに進み、あれよあれよという間にボスと思わしき、巨大なドラゴンのロボットがいる部屋へと辿りついた。これがなかなかの強敵で、そもそもどうやってダメージを与えればいいのかすらわからない。よし、あのナイスガイに聞こう! きっと快く教えてくれるはずだ。そんなわけで「おお、こいつはどうやって倒せばいいのかわからないぜ! なあ、こいつはどこが弱点なんだい?」と横を向くと、ナイスガイがいない。いったいどうしたことか? 少し視線をズラすと、ほかのお客さんと何やら親しげに話しているではないか。どうやら、話題は彼が被っていた帽子のようだ。

ディズニーブースでもっとも人気を集めていたのは、じつは『Epic Mickey 2』ではない。オズワルドの長く伸びた耳をあしらったオリジナル帽子の配布エリア、ここにものすごい行列ができていたのである。どうやらナイスガイと話しているお客さんたちは、帽子の入手方法を確認しているようなのである。まあいい、そんな説明はすぐ終わるだろう……と思いきや、待てど暮らせどナイスガイは帰ってこない。オズワルドのように耳を立ててみると、つぎは『Epic Mickey 2』の話題で盛り上がっているではないか。「ワオ! なんだいこのキュートでクールなゲームは!? 俺もこれ遊んでいいのかい!?」(想像訳)とでも話していたのだろうか、ナイスガイもニコニコだ。そのあいだも、記者のミッキー&オズワルドは、倒しかたがよくわからないドラゴンに追われ続けている。その後、10分くらいプレイして記者はそっとコントローラを置いた。「サンキューフォープレイング!」。ナイスガイは最高の笑顔で記者を見送りつつ、さきほどのお客さんたちを体験台へ誘導うのであった。
以上、ディズニーブースでの『Epic Mickey 2』プレイリポートと悲しい思い出をお届けした。なんだかまともにプレイリポートをしていない気がするので、お詫びに画像をたくさん掲載しておく。
















