誰が一番強いか、戦って決めればええんや!
345 Gamesの『Deadliest Warrior: Ancient Combat』の画像が海外から到着したのでご紹介する。本作は、海外のXbox Live アーケードとPlayStation Networkでダウンロード販売されていた格闘ゲーム『Deadliest Warrior: The Game』と『Deadliest Warrior: Legends』を1枚のディスクに収めたもの。
本作の何がスゴいのか? そのためには海外のテレビ番組「Deadliest Warrior」のことを説明しなければならない。Spikeで放送されているこのシリーズは、「ニンジャが最強だぜ!」、「ナイトだろ。ニンジャなんか間合いに入った瞬間に一撃でスパーンよ」、「はぁ? アーサー王伝説でも読んでろよ。ヴァイキングの方がつえーに決まってんだろ」といった、生産性に欠けるアツい議論を大まじめに検証する、非常にアレ……えぇと、教育的な番組。ちなみに最近は“グルカ兵VSフランス外人部隊”、“ヴァンパイアVSゾンビ”、“サダム・フセインVSポル・ポト”(……。)といった、心が中学生男子な人にはたまらない検証を行なっている。
そんなわけでゲームの方も、第1作『Deadliest Warrior: The Game』では歴史上の戦士たちが、続く『Deadliest Warrior: Legends』ではアレクサンダー大王やウィリアム・ウォレスといった歴史上の人物たちがバトルをくり広げるのだ。孫子とかコルテスとかドラキュラ公とか「それ、本人は別に強くないんじゃないかな」なんて人も参戦しているとか、「格ゲーにしちゃったら番組で検証した意味ないだろ」とかいうことを気にすると、多分負けである。
なお、海外テレビ番組のゲームは基本的に日本での発売がないので、恐らく本作も日本では永久に発売されないんじゃないかと思われる。海外版のご利用は自己責任で。自分のハードで動かなかったり、何か不具合が起きても泣かないように。
『Deadliest Warrior: The Game』の参戦キャラクター(DLCキャラクター除く)
アパッチ族
中世騎士
忍者
海賊
ローマの百人隊長
スパルタ人
侍
ヴァイキング
『Deadliest Warrior: Legends』の参戦キャラクター(DLCキャラクター除く)
アレクサンダー大王
アッティラ(フン族の王)
チンギス・ハーン
ハンニバル
エルナン・コルテス(アステカ文明の破壊者)
シャカ(ズールー国王の方)
孫子
ヴラド・ツェペシュ(ドラキュラ公)
ウィリアム・ウォレス(スコットランドの愛国者)