新規要素が多数の“ディレクターズカット”
セガから、2012年2月23日に発売予定のプレイステーション3用ソフト『ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル ディレクターズカット』の最新情報が公開された。
本作は、2009年発売のWii『ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル』をベースに、新規要素を大幅に追加収録したパワーアップ版にあたり、映像の全編HD化への対応はもちろん、PlayStation Moveや、3Dテレビにも対応。また、完全新規ステージの追加、新キャラクター、新たな敵の登場、そしてシリーズ初のオンラインスコアランキングへの対応など、新たな魅力も満載されている。
新チャプター紹介
CHAPTER5 “CREEPING FLESH” (食肉工場)
パパ・シーザーの追跡を続けるヴァーラは、ストリップ劇場の同僚であるキャンディと偶然の再会を果たす。キャンディを街から避難させるため駅へ向かう途中、食肉工場の敷地内で1台のリムジンを発見する。「シーザーの車だ!」。ふたりは憎きシーザーを倒すため、ミュータントが徘徊する食肉工場へと足を踏み入れる。次々と押し寄せるミュータントの大群を突破し、ふたりは屠殺場に辿り着いた。だが、腐臭漂う屠殺場で、衝撃的な運命がふたりを待ち受けているのであった……。
CHAPTER9 “OVERKILL” (研究所)※最終ステージ(一部シナリオ追加)
刑務所内の隠しエレベーターを使い、地下深くへと下っていくGとワシントン。そこには、冷戦時に軍が建設した巨大な研究施設が広がっていた。当時の科学者たちが研究していたのは、 “フォーミュラX”。それは、人間を超戦士へと変える薬品だったのだ。ついに黒幕のもとへと辿り着いたふたりは、“フォーミュラX”によって誕生したおぞましい怪物との最終決戦に臨む。すべての復讐を遂げ、世界を魔の手から救うことができるのか!?
※前作(Wii版)でジョークの一環として肝心なシーンがカットされる演出があったが、プレイステーション3版ではこのカットされたシーンを追加収録。ラスボス戦が2度楽しめるという。
登場キャラクター
ストリップ劇場で働くダンサー。言葉遣いは乱暴だが強い意志を持っている。幼いころに両親を亡くし、弟のジャスパーとふたりで生きてきた。ジャスパーが不慮の事故に遭い、パパ・シーザーの農園で働き出した今は、弟の世話をするかたわら、広大な農園の隅に位置するストリップ劇場で働いている。ヴァーラは、なぜシーザーがジャスパーのことを必要とするのかはわからないが、何か犯罪が絡んでいることに薄々気がついているようだ。
ヴァーラと同じストリップ劇場で働く、心優しく無邪気な女の子。病院でボランティアをしているときにヴァーラの弟、ジャスパーと出会い、恋に落ちた。彼とふたりでバイユー市から旅立つため、現在貯金をしている。
新ミュータント
ミート・ケイティ
ブッチャーミュータント
HARDCORE モード
本作では、ゲームを進めて一定の条件を満たすと、さまざまなプレイモードが選択可能になる。そのひとつ“HARDCORE モード”は、ミュータント頭部への射撃(=ヘッドショット)でのみ、敵にダメージを与えられるモード。ミュータントの体に着弾すると、ミュータントがよろけてより頭部が狙いづらくなる。通常のモードと比較して、高い射撃の腕が要求される上級者向けモードだ。
■新規要素まとめ
・グラフィックが全編HD化
・PlayStation Moveに対応
・3D立体視に対応(赤青メガネ立体視も可能)
・新キャラクター「キャンディ」登場
・新チャプター『CHAPTER2:ストリップ劇場』
・“ストリップ劇場”に登場する新ミュータント
・新チャプター『CHAPTER5:食肉工場』
・“食肉工場”に登場する新ミュータント
・赤子型ミュータント(ミュータントベビー)新登場
・“CHAPTER9:研究所”にシーンを追加
・新武器“クロスボウ”登場
・新モード「HARD CORE」モード追加
・新ミニゲーム“Shoot The Sh*t”追加
・シリーズ初のオンラインワールドランキングに対応
・PS3版ならではのふりほどきアクション要素を追加