“クイック書き出し”の設定を忘れずに!
いよいよ年末ですね。今日で仕事納めという人も少なくないのではないでしょうか。僕も今日で年内の仕事は終えて、明日から実家に帰ろうと思っている次第です。それにしても、毎年感じていることなのですが、実家というのは非常に居心地がいい反面、とくにやることがなくてたまらなくヒマです。また、実家が遠い人は行き帰りにもたいへんな時間がかかり、これまたヒマ。そんなヒマな時間を有意義に過ごすため、PS Vita所有者の方はぜひ“uke-torne(ウケトルネ)”をインストールしておきましょう。
uke-torneは、名前からもわかる通りプレイステーション3の地デジチューナー“torne(トルネ)”と連動したアプリケーションです。これさえあれば、torneで録画した番組をPS Vitaでサクっと観ることができるのです。
準備は極めて簡単。uke-torneを起動すると最初にPS Vitaのメモリーカード内にビデオの保存場所作成を求められるので、画面の指示に従って保存場所の容量を決めましょう。容量はいくつかの中から選択(下記参照)することができるので、自分のメモリーカード容量に合ったものを選択すればOK。あとは、USBケーブルでPS Vitaとプレイステーション3つなぐだけ。じつに簡単。ほんの数分で準備ができてしまいました。
録画した番組をPS Vitaに転送するには、まずプレイステーション3でtorneを起動して、PS Vitaに移したい番組を選択。その後メニュー画面から“ビデオの書き出し”を選択すれば、あとは転送されるのを待つだけ。こちらもじつに簡単です。
しかし! この操作をするに当たってはひとつ注意が。というか、torne側であらかじめやっておきたい設定があります。ふつうに録画した番組をPS Vitaへ転送すると、けっこうな時間がかかってしまうのです。たとえば、30分番組だったら約30分ほど。これはなかなかどうして、けっこうな時間です。これを短縮するには、torne側の設定で“クイック書き出し”を有効にしておかなければいけません。クイック書き出しの効果は絶大で、さきほどの30分番組の書き出しが約3分にまで短縮。もう以前の生活には戻れません。あ、ちなみにPS Vitaとの連動およびクイック書き出しには、torneのバージョンを3.50にアップデートする必要があります。まだやっていないという人はぜひやっておきましょう。
転送した番組は、PS Vitaのビデオコンテンツ内に収録。視聴中の操作はすべてタッチスクリーンで行います。キー操作がないので、視聴中の誤入力が発生しないのがうれしい反面、早送/巻戻しが15秒単位の操作および、シークバーのスライドでしかできず、細かい場面調整は難しい。ただ、約1分単位でのシーンサーチ機能があるので、これと組みあせれば見たい場面も一発で、いや三発くらいで呼び出すことができそうです。
とにかく、今回ぜひ覚えておいて欲しいのはクイック書き出し超重要ということ。じつは僕は、torneのアップデート後にこの設定をせず番組を録画しまくっており、クイック書き出しに対応していない録画データがけっこうな数あります。しかたないので、今年はプレイステーション3本体ごと実家に持って帰ろうかと思っている次第です。『スカイリム』遊びたいし。