“極限脱出”がPS Vitaで楽しめる!
『極限脱出ADV 善人シボウデス』は、ミステリー要素満載のストーリーに、協力か裏切りかという駆け引きを加えたアドベンチャーゲーム。シナリオとディレクションの打越鋼太郎氏、イラストレーターの西村キヌ氏を始め、2009年に発売された『極限脱出 9時間9人9の扉』を手掛けたスタッフが再び集結したぞ。なお、2011年12月17日より本作の無料体験版がPlayStation Storeにて配信されているので、気になる人は要チェック!
ふたつのパートを交互に行う
本作は、ストーリーを読み進めて物語を進めていくノベルパートと、思考型パズルの要素が満載のミニゲームを解く脱出パートで進行し、閉鎖空間からの脱出を目指すのだ。脱出パートで行われるミニゲームは、難度を調整することができるため、初心者も上級者も満足できる内容となっているぞ。
死の恐怖が付きまとう裏切りのゲーム
閉鎖空間から脱出する条件は、手首にはめられた腕輪(バングル)に表示されているBP(バングルポイント)を9以上にすること。しかし、0になると、バングルに仕込まれた注射器で毒薬を注入されて死に至る……。疑心暗鬼が渦巻く裏切りのゲーム“アンビデックスゲーム”が脱出のカギを握る!
脱出を目指す9名の参加者たち
閉鎖空間に集められたのは総勢9名。プレイヤーは主人公“シグマ”となり、ほかの8人との会話を経て、裏切りを選び他者を蹴落とすか協力するかを選択しながら脱出を目指す。はたして、どんな9人が集められたのか……? 各キャラクターの人となりを簡単に紹介していこう。
天才的なIQも、類まれなる身体能力も持っていないふつうの大学生。明るく素直で熱血漢ではあるが、しばしば女性のひんしゅくを買う発言をする。
ぶっきらぼうで特徴的な話しかたをするクールな少女。やさしい顔をのぞかせたり、冷たい言葉で突き放したりと、つかみどころがない。
個性的な出で立ちをしている男。粗野で無神経な言動が多く、つねに我が道を行く。厄介ごとを引き起こす、いわゆるトラブルメーカー。
頑固で偏屈な老人。攻撃的な性格で、メンバー全員に不信感を抱いている。とある実験の被験者として大量殺人を目の当たりにしたことがある。
無邪気でやんちゃな10歳の少年。天明寺のことを“じっちゃん”と呼んで慕っている。好奇心旺盛で物怖じしない反面、やや無鉄砲。
清楚なたたずまいの医師免許を持った20代前半の女性。物腰やわらかな平和主義者で、争いが起こると目に涙を浮かべることも。
小悪魔的なズルさを持つ女性。以前にも閉鎖空間に閉じ込められたことがあるらしいが、今回の件とは無関係のようだ。アリスとは親しい仲。
エキゾチックでエロティックな雰囲気の女性。父の仇であるテロ組織を追っている。四葉とはお互いに固い絆で結ばれているとか。
金属製の仮面とボディスーツを身に付けている。記憶喪失になっているようで、名前も年齢も、そして素顔すらも分からない正体不明の男。