『キングダム ハーツ 3D』PVは見どころ満載!  『シアトリズム FF』プレイアブル、『FFXIII-2』のDLC情報も【ジャンプフェスタ2012】

千葉県にある幕張メッセで本日2011年12月17日、開幕したジャンプフェスタ2012。ここでは、同イベントのスクウェア・エニックス 第一制作部の最新作『キングダム ハーツ 3D[ドリーム ドロップ ディスタンス]』と『シアトリズム ファイナルファンタジー』などの試遊・PV視聴リポートをお届けしよう。

●『キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]』の最新PVには謎めいたシーンが続々

 千葉県にある幕張メッセで本日2011年12月17日、開幕したジャンプフェスタ2012。ここでは、同イベントのスクウェア・エニックス 第一制作部の最新作『キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]』と『シアトリズム ファイナルファンタジー』などの試遊・PV視聴リポートをお届けしよう。


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■『キングダム ハーツ 3D[ドリーム ドロップ ディスタンス]』PV&試遊リポート

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[PV視聴リポート]

 トレーラーでは、以前主役のネクの出演が判明していた『すばらしきこのせかい』から、さらにシキやビイト、ライム、そしてヨシュアのゲスト参加が判明。彼らはトラヴァースタウンにおり、ビイトがドリームイーターのクマパンダーを呼び出す様子も。また、ヨシュアは"世界がふたつに分けられている"というような意味深な発言をしており、何らかの事情を知っているようだ。

 ほかにも、『ノートルダムの鐘』のカジモドやフロローたち、『トロン』らしきワールド、ソラがグライドのように画面奥に向かって飛んでいくシューティング風のステージなど、シリーズ作らしい盛りだくさんの内容を予感させるシーンが多数。仲間のドリームイーターとコミュニケーションを図る画面では、色違いのワンダニャンなどが見られた。仲間はカラーを変えるなどのカスタマイズができるのかも?

 また、王様、ドナルド、グーフィーが登場する"カントリー・オブ・ザ・マスケティア"という新ワールドもお披露目。どうやら「みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために」という言葉が有名な『三銃士』がモチーフらしい。しかし、この世界は現実世界とは異なるため、王様(ソラは「ミッキー」と呼んでいた)はソラのことを知らないようだ。何かワケがあって、この場所にいるらしいが? なお、このワールドは試遊の舞台にもなっており、オペラ座や、塔などに行くことができる。
 
 XIII機関ファンに朗報なのは、アクセルやゼクシオン、レクセウスの登場を確認できたこと。ゼクシオンは白衣、レクセウスは衛士らしき服に身を包み、人間だったころの姿で現れる。アクセルはいつもの黒コートで、別の場面ではなぜか王様のピンチを救い、「俺の名前はリア。記憶したか?」といつものキメ台詞。“リア”は彼が人間だったころの名前。彼の過去が明らかになるのだろうか? ちなみに、王様を窮地に追い込んでいたのはマレフィセント。彼女は、純粋な7つの光を集めることで、世界が手に入ると言っていたのはゼアノートだと語っていた……。

 また、挿入されたムービーでは、螺旋階段の中央の空間をソラが落ちていくが、着地時にはロクサスになっており、そこにキーブレードを突きつけるシオンが現れ……と、つぎつぎと人物や状況を変化させながら、シリーズ作の印象的なシーンが綴られていく。ソラとリクがマスター・ゼアノートに挑み掛かる場面もあったが、これはイメージ映像なのか、それとも? そしてトレーラーの最後には、アンセムやゼムナスを思わせる顔立ちの黒コートの少年が登場し、ソラ“も”自分以外の心を閉じ込めているのではないか、と問いかけるのだが、その横には顔をさらしたヴァニタスの姿が! 

 これまで以上に謎が謎を呼ぶ展開に、惹きつけられずにはいられない内容のトレーラー。公式サイトで配信予定とのことなので、ぜひチェックしてみてほしい。


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[試遊リポート]

 試遊できたのは、“カントリー・オブ・ザ・マスケティア”というワールドでのエピソード。ここは『三銃士』をモチーフとしたワールドらしく、ソラは銃士に扮した王様、ドナルド、グーフィーとともに、ミニーの乗る馬車を守ったり、ピートをこらしめたりする。一方のリクは、その裏側で、ソラを狙った陰謀を止めようと奮戦するのだ。

 おもしろいのは、プレイ中に画面右下の“ドロップゲージ”がゼロになると、操作キャラが切り換わること。ドロップゲージは時間とともに減っていき、回復することはないようだった。そのため、ソラからリクへ、そしてリクからソラへと、数分の間隔で強制的に切り換わっていく。また、スタートボタンを押すとポーズがかかり、下画面に“DROP”というボタンが表示される。これを押すことでも、ドロップゲージがなくなる前に、操作キャラを切り換えることができた。

 なお、切り換え(のことを“ドロップ”と呼ぶようだ)を行うときは、それまでのプレイで溜めた特定のプライズの数に応じ、つぎに操作するキャラに有利なステータスアップ効果を付与できる。たとえば、ソラが集めたプライズを消費して、リクの魔法攻撃力を上げる、といった具合。さらに、HPプライズが多く出るなどの設定もできるようだった。

 さて、実際のところ、強制的に切り換わるシステムはどうなのかというと、これが緊張感がある。たとえば、ソラのボス戦中にドロップ→リクで探索を進めてドロップ→ソラでボスとのバトル再開と、直前のプレイとはまったく違う状況に放り込まれるのがおもしろい。しかも、ソラとリクはバラバラに冒険してはいるが、前述のようなリンクがあることで、“離れていてもいっしょ”という実感があるのもいい。物語の面でもシステムでも、従来作以上に、ソラとリクのつながりを感じることができそうだ。

 バトルでは、新たな仲間のドリームイーターを確認。ソラはワンダニャンに加え、ネコキャットとゾウエレファント、リクはそれぞれペガサス、カエル、羊に似たドリームイーターが力になってくれた。バトル中は下画面に仲間のアイコンが縦に3つ表示されており、上ふたつの仲間がバトルに参加する。アイコンをスライドさせて入れ換えれば、いつでも仲間を変更することが可能だ。なお、ソラとネコキャットとの連携は、リズムアクションゲームのようにボタンをタイミングよく押していくと、ふたりが踊るという一風変わった技。ノリノリで踊るソラ、必見です。ちなみに、“ドリームイーターが何かに気づいたようだ”と表示され、仲間が特定の場所を見つめているときがある。このときは隠れている敵の位置を教えてくれたのだが、こうしてバトル以外でも活躍する要素があるのは、“仲間感”があって頼もしい。

 また、敵などに特定のアイコンが表示されたときにX+Aボタンを押すと、“リアリティシフト”が発動。これは下画面の操作に応じ、上画面で必殺技が炸裂するシステムで、ワールドごとに演出が異なる。カントリー・オブ・ザ・マスケティアでは、下画面で三銃士とソラ(リク)がコミック風のイラストに。マンガのような構成の画面で、要求される通りにスライドやタッチを行うと、上画面でキメ技が炸裂する。コミック調の演出は、原作のアニメにもあったものなので、ファンはうれしいところだ。

 Yボタンでのスライド中に、壁やポールなどに接触すると出せる特殊なアクション、“フリーフローアクション”は、慣れないと任意で出すのが若干難しい。しかし、フリーフローアクションからの特殊技は華やかで攻撃範囲が広く、たくさん敵がいる場所での爽快感は格別。さらに、ゾウエレファントなど大きな敵にフリーフローアクションを行うと、その周囲をグルッと回って攻撃する“ブロウオフ”が炸裂するので、使わない手はないだろう。大胆なアクションは、出すだけで気持ちがいい! 試遊では、リクでのプレイで、オペラ座の舞台下にある装置をフリーフローアクションで回し、道を開くという仕掛けがあった。ダッシュから出そうとすると若干判定がきびしいので、ジャンプしてからのフリーフローアクションのほうが確実かもしれない。明日、試遊に行く人は参考までに。

 ちなみに、RまたはLボタンを素早く2回押すと、カメラがキャラクターの後ろに回り込み、進行方向の状況を確認できる。これはカメラが動いて回り込むのではなく、ボタンを押すといきなりキャラクターの背後からの視点に切り換わる感じ。いままでにない処理なので少し引っかかったが、今回はバトルが激しいため、カメラの挙動に無駄がないほうがいいのかもしれない。L+Rボタン+スティック操作で、カメラのみ操作することも可能だった。また、立体視との相性もよく、たとえばネコキャットとの連携ではコマンドが一番手前に浮き出て見え、ソラやリクのアクションは実際の画面以上に迫力があるように感じる。目が疲れない程度に利用していきたいところだ。

 簡単な操作でド派手な技を出すことができ、緊張感と爽快感に溢れたバトルは今回も健在。アクション部分は、携帯機であることが信じられないくらいの挙動の速さとダイナミックさを感じられる。さらに、『キングダム ハーツIII』につながるという物語や、トレーラーに出てきたシオンやアクセルなど、“登場しないはずの人物”たちがどうなるのかも気になるところ。早く遊びたい!



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▲ゲームでは、放置しているとプラプラしたり、宙返りをしたりとキュートな動きを見せてくれるワンダニャン。そのぬいぐるみが参考展示されていた。欲しい!!

■シアトリズム ファイナルファンタジー【試遊リポート】

 『FF』シリーズ初の音楽ゲーム『シアトリズム ファイナルファンタジー』(ニンテンドー3DS用ソフト)。今回の試遊出展バージョンには、『FFI』、『FFV』、『FFVI』、『FFIX』、『FFX』のシリーズ5タイトルからの楽曲がそれぞれ3曲ずつプレイできた。印象的なムービーシーンやイベントシーン、バトルシーンを背景に、流れるトリガーに合わせて、リズムよくタッチしていく爽快感はやはりクセになる。プレイ中は、映像を見ている余裕はなさそうだが、“デモプレイ”で映像をじっくり観ることができた。発売は2012年2月16日。もう少しの辛抱だ。

[プレイできた楽曲]
FFI……戦闘シーン、メインテーマ、オープニングテーマ
FFV……ビッグブリッヂの死闘、4つの心、はるかなる故郷
FFVI……戦闘、ティナのテーマ、セリスのテーマ
FFIX……バトル1、あの丘を越えて、その扉の向こうに
FFX……シーモアバトル、ミヘン街道、素敵だね


●『ファイナルファンタジーXIII-2』のDLCの一部が判明

 2011年12月15日に発売され、好調な滑り出しを見せている『ファイナルファンタジーXIII-2』は、映像出展のみとなった。だが、その映像でダウンロードコンテンツの配信スケジュールの一部が判明。

 コスチュームでは、セラの“夕凪の衣”とノエルの“ブレイブインブイレズ”(どちらもオリエンタル風なデザイン)が2012年1月、セラのリゾートスタイル(セクシーな水着風!)が2月、そしてコロシアムバトル向けに配信されるものとしては、2011年11月22日にオメガ、そして何と配信スケジュールは未定ながらライトニングが! これはコロシアムでライトニングと戦うことができ、仲間にすることもできるということ!? 詳細がわかりしだい、お伝えする。