ライブ、トーク、ゲームプレイ、上映会と『聖闘士星矢』三昧
2011年11月26日、東京・汐留にあるスペースFS汐留にて、“聖闘士星矢アニメ化25周年劇場版Blu-ray&PS3用ソフト&ミュージカルDVD発売ファンミーティング”が開催された。これは、今年でアニメ化から25周年を迎える『聖闘士星矢』の5つの聖戦、5つの劇場版がBlu-ray化された『『聖闘士星矢 THE MOVIE Blu-ray BOX 1987~2004』 (2011年11月21日発売)と、バンダイナムコゲームスのプレイステーション3用ソフト『聖闘士星矢戦記』(2011年11月23日発売)、2011年7月に行われたミュージカル“スーパーミュージカル「聖闘士星矢」”のDVD(2011年11月21日発売)の発売を記念して行われたファン向けイベント。
当日は、初代ペガサス星矢の声を演じる声優の古谷徹、初代『聖闘士星矢』の主題歌『ペガサス幻想』を担当したアーティストのNoB、“スーパーミュージカル「聖闘士星矢」”でペガサス星矢を演じた俳優の鎌苅健太、そして特別ゲストとしてグラビアアイドルの森下悠里が登場。ライブやトークショー、ゲームの体験プレイ、劇場版の上映と『聖闘士星矢』三昧の内容となった。
イベントの前に行われたマスコミ向けの記者発表会では、25年経ってもなお愛され続けている『聖闘士星矢』についてのそれぞれの想いが語られた。当時、熱血ヒーローの集大成にしようという気持ちで挑んだという古谷は、『聖闘士星矢』が日本だけでなく世界中の人に愛され続けている作品であることに触れると、南米のペルーで行われた『聖闘士星矢』25周年記念イベントに参加し、ファンの方にとってまだまだ現役の作品であることを実感。これからも星矢とともに生きていきたいという気持ちを述べた。また、この作品がライフワークになっているというNoBも、古谷とともにペルーのイベントに参加したほか、南米ツアーも敢行。世界中で愛されている作品であることを改めて感じたと語った。


マンガ、アニメが大好きだという鎌苅は“スーパーミュージカル「聖闘士星矢」”でのペガサス星矢役について、これほど愛されている作品に携われてうれしかったという喜びもあるが、ファンの方たちの期待に応えたいという気持ちのほうが強かったとコメント。生の人間がやることで、マンガやアニメとは違う魅力を感じられる作品であると語った。なお、2011年12月には東京・天王洲アイルの銀河劇場にて再演が予定されているので、こちらにも注目してほしい。また、森下は最初に見たアニメが『聖闘士星矢』だったという。美形の登場人物によるバトルシーンは美しく、感動的なところが、男性だけでなく女性にも人気があると思うと語った。


ファンミーティングは、NoBによるライブからスタート。初代オープニング曲『ペガサス幻想』、初代エンディング曲『永遠ブルー』を熱唱し、ファンたちはすでにヒートアップ。続いて、古谷が「みんなこんにちは。俺はアテナの聖闘士、ペガサス星矢だ」という台詞とともに登場すると、会場は大きな拍手と黄色い声で包まれた。ファンからの事前応募による質問に答えるコーナーでは、記者発表会でも語られたペルーでのエピソードを披露。古谷が仕事の合間に観光に行ったときに、当日入場できなかった建物に星矢役の声優ということで特別に入場できたとのこと。









続いて、ミュージカルで実際に使用した聖衣を身に纏った鎌苅が登場。聖衣を着てのアクションにはかなり苦労したようで、ポーズを決めたり転がったりするときに綺麗に見せられるように気を付けたとのこと。また、劇中のアドリブについては、星矢のリアルな日常を出すために軽い感じのアドリブを入れていたという。さらに、「稽古では辰巳とのショートコントもあったんですけど、演出の方にそれはいらないと言われました」と、稽古中の裏話も語られた。

トークの後は、シャイナ姿の森下とともにプレイステーション3用ソフト『聖闘士星矢戦記』のデモプレイを披露。協力プレイでミッションをクリアーできたらご褒美としてプレイステーション3本体とゲームソフトがプレゼントとのことで、鎌苅さんと森下は本気モードに。それぞれの衣装に合わせて鎌苅はペガサス星矢、森下はシャイナで牡牛座のアルデバランに挑んだ。危うい場面もありつつも、最後は鎌苅がペガサス彗星拳を決めてクリアー。ご褒美を手に入れ大興奮の様子だった。



