世界初の技術を搭載した、SCEの3Dディスプレイがスゴイ!

2011年11月2日に発売となるソニー・コンピュータエンタテインメントの3Dディスプレイが、想像以上にスゴかったんです!

●コレは買い! と言い切れる驚きの性能

 今年のE3でソニー・コンピュータエンタテインメントが発表した、3Dディスプレイが2011年11月2日にいよいよ発売となる。モニターのサイズは24インチで、3Dメガネ、HDMIケーブル(2メートル)を同梱して、価格は44980円[税込]。3Dメガネに関しては同日に5980円[税込]で単体販売もされる。今回、この3Dディスプレイをひと足先に体験する機会を得たので、そのリポートをお届けしよう。

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▲試遊したのは『STAR STRIKE HD』。花火のような爆発も、ひとつひとつの光がクックリと見える。これが4倍速フレームシーケンシャルの性能か!

 昨年ごろからいよいよ本格化してきたモニターの3D化だが、SCEの3Dディスプレイは機能面において数多の3Dディスプレイとは一線を画す仕上がりとなっている。まず、24インチクラスとしては初めて、4倍速フレームシーケンシャル方式を採用。これにより右目用と左目用の画像が混ざるクロストークを最小限に抑えることができ、よりクリアーな立体映像を楽しむことが可能となった。また、視野角(3D映像が見える範囲)も上下・左右176°と広く設定しており、(ふつうはありえないが)モニターの下から見上げるような位置からでもしっかりと立体映像が維持され、またセンサーが届く範囲ならば距離を離しても問題なし。ストレスフリーな設計で、ゲームを遊ぶにはぴったりと言えるだろう。

 映像だけでなく、サウンドにもこだわっている。昨今の液晶モニターでは画面以外のところをできるだけ狭くする“狭額縁”が主流となっており、その影響でスピーカーが背面に設置されていることも少なくないが、SCEの3Dディスプレイではあえてその流れに乗らず、ステレオスピーカーを前面に設置。加えて、低音域をカバーするサブウーファーを背面に設けて、クリアーかつ高品質なサウンドを実現している。

 そのほかゲームユーザー的にうれしい機能としては“PSP Zoom”というものを搭載。その名の通りPSPからのモニター出力に対応したモードなのだが、これのすぐれているところは限界まで画面をズームできるというところだ。ふつうPSPをモニターに出力すると、周囲に黒い枠が表示されてしまうが、PSP Zoomを使えば縁ギリギリまで画面を拡大。アップコンバートといった画質を向上する機能は搭載されていないが、その分、遅延も発生せず、ダイナミックな画面でPSPのタイトルを楽しむことができる。

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▲3Dメガネをかけてノリノリの高橋氏が、衝撃の機能を紹介してくれた。

 なお、本3Dディスプレイはあくまでディスプレイであり、テレビではない。そのため地デジなどのアンテナをつなぐことなどはできないが、プレイステーション3向けデジタルチューナーtorne(トルネ)があれば、テレビ番組を観ることが可能だ。また、HDMI端子も設けられているので、対応しているPCがあればPCモニターとしても活躍する。これで50000円を大きく下回る価格設定というのは、かなりお得な感じだ。その点に関しては、今回商品解説を行なってくれたSCE商品企画部 企画3課 チーフの高橋泰生氏は「このクオリティーでこの価格設定はほかにない」と胸を張る。“ほかにない”と言い切るのはなかなかに自信満々だが、もちろんこれはにはちゃんとした裏付けがある。ここまで紹介した仕様、機能だけでもお得感があるSCEの3Dディスプレイだが、じつはほかにも“世界初”となるスゴイ機能を搭載しているのだ。かなり衝撃的なので、ソレに関しては以下に別項目として紹介しよう。


世界初! 1台のモニターにそれぞれ異なる映像を
フルスクリーンで表示するSimulView機能搭載

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 本商品の特筆すべき点は、SimulViewに(おそらく)世界で初めて対応しているというところ。SimulViewとは、ふたりで同じゲームをプレイする際、1台のモニターにそれぞれ異なる映像をフルスクリーンで表示する機能。1台のモニターを使ってふたりで対戦や協力プレイをする場合、画面分割だったり、どちらか一方の視点などにならざるを得ないのが一般的だが、SimulViewに対応したゲームなら、プレイヤーA(チャンネル1)とプレイヤーB(チャンネル2)で異なる映像を表示させられるため、それぞれ自分の視点でプレイできるのだ。つまり、1台で2台のモニターの役割をまかなうことができる、と言えばわかりやすいだろうか。これは、4倍速フレームシーケンシャル方式を利用し、ふたり分の映像表示に振り分けたユニークな機能と言える(なのでSimulView機能を使った際の映像は2D)。実際に『グランツーリスモ5』で対戦プレイで試してみると、3Dメガネのチャンネルを変えた途端、相手側の視点に切り替わり、ちょっと不思議な感覚が味わえる。家で友だちなどとプレイする際などには重宝する機能だ。

ただ、このSimulView機能を使うには当然のことながら3Dメガネをもう1台別途用意する必要があり、SimulViewに対応したゲームであることも条件。現在は、『グランツーリスモ5』、『KILLZONE 3(キルゾーン 3)』、『STAR STRIKE HD』などがSimulViewに対応したソフトとしてラインアップされている。今後は3D立体視対応ソフトと同時に、SimulView対応ソフトが増えてくることも期待したい。

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▲3Dメガネ上部にチャンネルボタンとミニUSB端子(写真はカバーにより端子は写っていません)が配置されている。3Dメガネにはリチウムイオン電池が内蔵されており、プレイステーション3用のコントローラのようにUSBケーブルをつないで充電する。約45分の充電で約30時間の使用が可能な高速充電。3分ほどの充電で約3時間稼働するので、電池が切れていても3分充電するだけで映画1本ならすぐ観ることができる。

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