●バージルとアイアンフィストが登場することに

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 2011年9月15日〜18日まで、千葉県・幕張メッセにて東京ゲームショウ2011が開催。開催2日目のカプコンブースでは、“アルティメット マーヴルVS.カプコン 3 スペシャルステージ”が行われた。イベントには同作のプロデューサーを務める新妻良太氏が登壇。東京ゲームショウ2011に合わせて公開された新キャラクター、バージルを紹介した。マーヴルサイドのアイアンフィストは、『アベンジャーズ』に出てくるキャラで、マーヴルには珍しく拳で闘うヒーロー。マーヴルからも推薦があって、喜んで承諾したとのことだが、テクニカルなキャラに仕上がっているようだ。一方カプコンサイドのバージルは、ご存じ『デビル メイ クライ』シリーズのダンテの兄。人気キャラでファンからの要望も高く、今回収録が決定したとのこと。ちなみに、日本語版の『アルティメット マーヴルVS.カプコン 3』では、カプコンサイドのキャラは日本語をしゃべるとのことだが、バージルを担当するのは声優の平田広明。新妻氏によると、『デビル メイ クライ』の開発チームと相談してイメージに合う人を選んだとのことだが、なかなかにツボを押さえた人選と言えるだろう。

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 さて、2011年11月17日発売される『アルティメット マーヴルVS.カプコン3』では、いくつかのプロモーション展開を予定している。ひとつめが“アルティメット マーヴルVS.カプコン 3 アルティメット ガール育成プロジェクト”で、素人の女の子にゲームの練習をしてもらい、うまくなっていくさまを動画などで紹介するというもの。配信は10月末を予定している。一方の“アルティメット マーヴルVS.カプコン 3 アルティメット フードコンテスト”は、広く『アルティメット マーヴルVS.カプコン 3』のイラストを募り、優秀者にはスペシャルなイラストをプレゼントするというものだ。

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 そのあとは、「動いているところを見てもらいたい」との新妻氏の意図により、『アルティメット マーヴルVS.カプコン3』のデモプレイが披露された。闘ったのは、数多くの格闘ゲームでバトルシステムのデザインを担当しているNEO‐Gこと石澤英敏氏と、カプコンアメリカでコミュニティーの取りまとめをしているセス・キリアン氏。石澤氏がカプコンサイドの、キリアン氏がマーヴルサイドの新キャラを使っての戦いは、キリアン氏が見事勝利。昨年の東京ゲームショウで行われたバトルのリベンジを果たすこととなった。

スペシャルステージの最後には、新妻氏が『アルティメット マーヴルVS.カプコン3』の体験会を開くことを表明。ファンにコンシューマー版に触ってもらう機会を約束してスペシャルステージは終了した。

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▲現状発表されているキャラ50体すべてがこちら。まだまだ新キャラはいるとのことだ。