『Call of Duty: Modern Warfare 3』発売前イベント“Call of Duty XP L.A.2011”現地リポート(『MW3』マルチプレイ編)

アメリカ・ロサンゼルスで開催中の“Call of Duty XP L.A.2011”。その現場に飛んだライター、ポルノ鈴木が『Call of Duty: Modern Warfare 3』のマルチプレイを初体験! そのプレイレポートをお届けしよう。

●「攻めろ!」の声が聞こえる新モード、“キル・コンファームド”をプレイ!

 アメリカ・ロサンゼルスで開催中の“Call of Duty XP L.A.2011”。その現場に飛んだライター、ポルノ鈴木が『Call of Duty: Modern Warfare 3』のマルチプレイを初体験! そのプレイレポートをお届けしよう。

 我が家のXbox 360のトレイが開くことは、そうそうない。ここ最近は『コール オブ デューティ ブラックオプス』が、その前は『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』が、そしてその前は……まぁ言うまでもないだろうが、とにかくこれらのソフトがズップリと入りっぱなしだからだ。いまや我が家のXbox 360のトレイを開かせるのは、良家の娘さんの股を開かせるより難しい事態となったわけだが、いよいよそのトレイもドバッと大オープンしちゃう本命作が登場する。『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』(以下、『MW3』)だ。

 ここ数年『COD』シリーズにドップリ浸かっていた甲斐もあってか、なんとLAで開催されている大型イベント、『COD:XP』参加の切符をゲット。世界最速のタイミングで、『MW3』マルチプレイを体験できる運びと相成った。『COD:XP』開催前のプレスカンファレンスで明らかにされた、『MW3』のマルチプレイでのトピックは以下のようなもの。

・キルストリークを“ストライク・パッケージ”にアレンジ。
・“ストライク・パッケージ”は“アサルト”、“サポート”、“スペシャリスト”の3種。
・“アサルト”は既存の攻撃系キルストリークの獲得。
・“サポート”はチームを支援するキルストリークを獲得でき、途中で自分が死んでもストリークがリセットされない(連続キルしなくても、累積キル数でキルストリークを獲得できる)。
・“スペシャリスト”はキル数に応じてキルストリークを獲得するのではなく、パークを追加できる。2キルで4つめのパーク、4キルで5つめのパーク、そして6キルで6つ目のパークを追加可能。
・武器そのものに“武器レベル”を付加。レベルに応じて武器の性能が向上。装着アタッチメント数が増えたりする。
・『MW2』に存在したキルストリーク、“核攻撃”を廃止、パークでは“コマンド”、“ラストスタンド”、“ワンマンアーミー”を廃止。そしてセカンダリ武器としてのショットガンを廃止。

 というわけで、大小のアレンジが加わった『MW3』のマルチプレイ。サポートやストライク・パッケージのような初心者救済措置を加えつつ、既存のプレイヤーにも新鮮で公正なプレイ感覚をを与えてくれるよい落としどころといえるだろう。ではこれを実際に遊んでみた感じは如何なものなのか。プレスカンファレンス後のプレイタイムで、いよいよ実機に触れてみた。

 シリーズを通して受け継がれている操作系統のおかげで、新作でも戸惑いなく遊べるのがまずうれしい部分。秒間60フレームの描画も健在で、美麗なグラフィックがスムースに流れていく。遊んでみてすぐに気づくのは、効果音の変化だ。銃火器の発射音、爆発音など、前作に比べ音に厚みと広がりがあり、BGMよりも効果音を聞くことが大半の『CoD』シリーズにおいては、重要な変化といえるだろう。

 筆者が座った席で行われていたのは、“キル・コンファームド”という新しいゲームモード。これは単純にキル数がスコアになるモードと違い、敵を倒すと出現するドッグタグ(兵士用の認識票)を獲得することでスコアが入るというもの。つまり中〜遠距離で敵を倒しても、その場所まで行ってタグを回収する必要があり(自軍側兵士なら誰でもよい)、もし敵軍側に回収されてしまうと、こちらのスコアにはならない。つまりスコアを稼ぐなら必然的に近距離戦闘が増えるため、積極的に攻めていく姿勢が求められるわけだ。一方で、タグを回収しにくるところを待ち伏せすることもできるので、チームデスマッチとはまったく異なる新たな戦略が必要となるだろう。筆者的には、「“待ち”ばっかりじゃつまんないよ」という開発側のメッセージがこのモードに込められているようにも思った。

 この“キル・コンファームド”でプレイしたマップは、“UNDERGROUND”と“VILLAGE”の2種。“UNDERGROUND”はロンドンの地下鉄駅を舞台にしており、地下、地上、高架と三層構造になっている立体的なマップだ。開けている場所は多くなく、複雑な地形の中でいかに素早く敵を発見するかが重要な場所と感じた。“VILLAGE”はジャングルの中にある小さな村が舞台で、平面的だが小道が入り組んだ構成。小屋などの障害物が多いので、正確なエイミングを問われる場所だった。

 今回プレイできた時間はわずかだったので、新しい武器やキルストリーク、パークの能力を実感するまでに至らなかったが、シリーズ3作目ならではの円熟した作り込みをしっかりと感じることができた。『CoD』シリーズならではのトラディショナルな部分と、新規開発したモダンな部分の絶妙なバランス。そこが『MW3』のキモだろう。我が家のXbox 360も、トレイをパックリと開けて11月を心待ちにしている。

(text by ポルノ鈴木)

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※画面は開発中のものです。
※『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』はCEROにより“18歳以上のみ対象”の指定を受けておりますが、掲載にあたっては、ファミ通.comの掲載基準に従い考慮しております。