クロスレビュー

平均

10
マリオを操作し、ジャンプやアイテムなどを駆使してステージをクリアーしよう。最大4人で遊べるほか、何度か失敗すると“おてほんプレイ”を見ることもできる。
発売日
2009年12月03日
価格
5523円 [税抜]
対応機種
Wii
メーカー
任天堂
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New スーパーマリオブラザーズ Wii(Wii)のレビュー・評価・感想情報

モリガン長田
ファミ通公式 Wii
10

王道のシステムに新要素が追加。マリオを動かすだけでもおもしろい!!熟練者はコイン集め、初心者には“おてほんプレイ”と、誰でも楽しめる作り。多人数プレイでは、協力して進むことはもちろん、仲間を投げたり、踏み台にして邪魔することもでき、いろいろな遊びで盛り上がれます。

週刊ファミ通1095号より

レオナ海老原
ファミ通公式 Wii
10

新要素の追加で、ただの発展系には留まらない、濃密なおもしろさが詰まった作品。とくに協力プレイが楽しく、いつのまにかバトルに発展することもあり、懐かしい感覚も味わえます。また、おてほんプレイなど徹底した初心者救済もあり、本当に誰もがワイワイ楽しめます。超傑作!

週刊ファミ通1095号より

デイリー松尾
ファミ通公式 Wii
10

『スーパーマリオ』らしい不変的な楽しさが凝縮。難度は高いが、「がんばってクリアーするぞ!」という意欲を与えてくれる温かい難しさ。ときに助け合い、ときにちょっかいを出し合って遊ぶ多人数プレイは、発明的な楽しさ。そんな懐かしさと新しさを併せ持つ、2Dアクションの傑作。

週刊ファミ通1095号より

世界三大三代川
ファミ通公式 Wii
10

複数人で遊ぶ協力、対戦の楽しさに加え、いつでも人数変更ができる気楽さも手伝って、とにかく隙のないデキ。登場する敵、ステージ構成は、往年の『マリオ』シリーズファンがニヤリとするものばかりで、ひとりで遊んでも十分楽しめる。後半の難度は高いが補って余りある魅力を持つ。

週刊ファミ通1095号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

Myoma
Wii 2009-12-29 01:42:15投稿
7

Wii Newマリオブラザーズのデビューです。
ネタバレタグはつけていませんが、
ゲームの長所、短所を挙げる上で、
システム、使用部分や、一部のステージに関して
触れることがあります。
これらをネタバレと考える方は
当レビューを読まないようにしてください。
マリオシリーズはファミコンから数多くプレイしています。
点数内訳
独創性 13/15
音楽 13/15
グラフィック 11/15
シナリオ 7/10
爽快感 8/15 (アクションなので、シナリオより爽快感に重きを置きます)
快適さ 7/10
熱中度 5/10
気に入り度 8/10  
合計 72点
(合格点は60、80以上で傑作、90以上で最高傑作、50台は惜作)
[独創性] 13点
◎ギミックの使い方が優秀。昔ながらのギミックも新作のギミックも、おもしろい使い方をしている。まさかここでアレが来るとは… と思わせる。
◎多人数プレイに対応。多人数プレイそのものは、カービィ等の先駆者がいるが、こちらの多人数プレイは笑いを重視。
◎洗練されたシンプルさ。十字キーと1、2ボタンだけで多彩なアクション。また、Wiiリモコンを振る、傾けるといった、Wiiらしい工夫も導入された。
△リモコンを傾けるはともかく、「振る」は、振り具合によっては誤作動のもとになる。
○新しいパワーアップアイテムの個性付けができており、昔ながらのパワーアップアイテムとの差別化ができている。アイスは束縛、ペンギンさんは水中&氷上能力強化、プロペラは空中能力特化、ファイアは撃退、マメはスーパープレイ用(?)
△マメがスーパープレイ以外に使い道がない。ペンギンさんは実質雪国でしか需要がない。プロペラ便利すぎないか?
△ワールドがそろそろありがちになってきた。草原、砂漠、海洋といったワールドはファミコン時代から完成されていた。そろそろ新しいワールドを考えてほしい。
○お宝ムービーという発想。ヒントムービーは詰まり救済に役立つし、スーパープレイムービーは、いわゆるTASの先取り(?)だが、単純にすごい内容や、笑えるプレイも含まれている。
△多人数プレイにて、マリオ、ルイージ、キノピオまではUSAのメンツなのでよいのだが、もう一人キノピオが加わるあたりに手抜きを感じる。
△隠し通路があっちにもこっちにもあるのは少々迷惑。分岐点を作ってほしかった。
△(シリーズ経験者なら感付くような)無限1UPポイントが多く、マリオがすぐカンストする。それゆえ緊張感に欠ける。
[音楽] 13点
◎最低限で最高の演出をしている。ゲームの雰囲気にピタリと合っており、耳にも残りやすく、かつシンプル。聞いていて楽しいというのも大きい。
△反面、これは名曲! と言えるような大作音楽はない。
[グラフィック] 11点
◎これも最低限で最高の演出をしている。無駄なものをすべて省き、わかりやすさと世界観表現に特化。
△ただ、「強く」目を引く表現やオブジェクトはなかった。(目を引く表現はあった)
[シナリオ] 7点
△マリオたちの冒険の動機自体はいつも通りの展開なのだが…、
○今までのシリーズと比べると、ボス戦での展開が予想外。ギミックとボスを同時に相手しているようで、新鮮だった。
[爽快感] 8点
○無限1UP、POWブロックでの大量虐殺(?)、コイン大量収集、スーパープレイなどが成功すると爽快。
△ファミコン、スーファミ時代のマリオと比べると慣性に癖があるため、慣れるまではうまくいかない。
[快適さ] 7点
○セーブ、ロードにほとんど時間がかからない。
○使用するボタンが少ないため、操作がわかりやすい。
◎失敗しても、対策を考え、落ち着いて進めれば突破できる難易度なので、ミスに不快を感じない。
○中断セーブができる。
△壁キック、リモコン振りが、たまに誤作動を起こす。誤作動というか、自分が考えている動きとは異なる動きをすることがある。
△ワールド7から8への難易度の上がり幅がちょっと大きい。
・先ほども挙げたが、慣性に癖がある。昔のマリオにこだわりを持つ人は、受け入れがたいかもしれない。
[熱中度] 5点
○先のステージのギミックが気になって、ついついプレイしてしまう。
[お気に入り度] 8点
◎シンプル、わかりやすい、楽しい。最近の複雑なゲームが失った(排除した?)要素がしっかりある。
◎多人数プレイはまだ二人プレイまでしか行っていないが、それでも爆笑できた。意図せずに足を引っ張り合うのが最高に笑えた。
△ヨッシーの登場回数がかなり少ない。パッケージにはしっかり登場しているのに、実際の登場回数は数える程度。もっといろいろなステージで乗り回したかった。
△やりこみ要素が乏しい。(さっぱり型アクションにやりこみを期待すること自体が間違いかもしれないが)
△やりこみ要素としてのスターコイン集めの特典が、ムービーの解放と隠しステージの解放のみというのはやや寂しい。個人的には、スターコインの使い道を、ムービー解放に加え、新たなプレイヤーキャラの解放(ワリオあたり)や、サウンドテストの解放(BGMを買うとか)や、その他の要素の解放(どのステージでもヨッシー参戦とか)にしてほしかった。
[評価]
 ここがこうならば… という点はけっこうありましたが、大きい欠点は無く、全体的に完成度の高い、種々の要素のバランスが抜群に良いゲームです。フルコンプクリア時に、もっと色々なステージをやりたい気持ちが残りました。ギミックの優秀さゆえの後遺症かと思います。
 難易度は、前作DS版と比べると上昇しているようでしたが、ミスによる経験が生かせる内容になっているので、詰むことなくクリアしました。スターコイン集めはそれなりの力量が必要となってきますが、これにも失敗による経験が生かせました。
 他人にお勧めできるかというと、シンプルなゲームをやりたい、明るい雰囲気のゲームがしたい、みんなで笑いたい、短時間でできるゲームをしたいといった方にお勧めです。ただし、過去のマリオと比べると慣性に癖があるため、オールドマリオファンにとっては好みが割れそうです。また、やりこみを重視したい、長時間プレイしたい、怒りっぽい方にはお勧めできないかと思います。

クロスレビュー

平均

10
マリオを操作し、ジャンプやアイテムなどを駆使してステージをクリアーしよう。最大4人で遊べるほか、何度か失敗すると“おてほんプレイ”を見ることもできる。
発売日
2009年12月03日
価格
5523円 [税抜]
対応機種
Wii
メーカー
任天堂
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