クロスレビュー
肉弾戦ではあるが、各クラスの特性によって変化する戦術や、地形を活かした立ち回りの妙、さらに剣戟アクションとしての攻防の駆け引きが味わえ、混戦のごちゃごちゃ感も含めて楽しめるゲーム性。ただ、若干煩雑さを感じる操作性および、一部見づらく使いにくいUIなどクセもある。じっくりと遊ぶと奥深さが見えてくるのだけど、システム面での粗さも目立ち、楽しさにたどり着くまでの敷居の高さも。
週刊ファミ通1700号より
攻撃と同時に視点を動かすことで剣の軌道を変化させられるシステムが風変わり。まるで腰を入れて大剣を振り回しているかのごとき感覚でビックリ。フェイントなどのタイマン時の駆け引きを多数用意したうえで、醍醐味は乱戦というところも気に入りました。初心者でも気軽に参戦可能だし、戦場の多彩なギミックもおもしろかったです。botを使って集団戦の基本をしっかり叩き込めるのは助かります。
週刊ファミ通1700号より
大勢が入り乱れて白兵戦を行う戦場の空気がたまらない。雄叫びを上げながら仲間とともに突撃し、無骨で荒々しい動きで戦うのは興奮する。攻防の駆け引きはちゃんとありつつ、攻撃を数発食らえば倒されてしまう一撃の重さや、敵を取り囲んで数の力で圧倒できるところなどにより、プレイヤー間の実力差を埋めやすいのが○。ひたすら戦いをくり返すため、飽きにくくするための工夫はもっと欲しい。
週刊ファミ通1700号より
中世ヨーロッパの白兵戦を、いち兵士として体験できるのが目新しい。視点を旋回することでなぎ払うなど操作には慣れが必要だけど、剣や戦斧といった重い武器を実際に振っているような感覚に。敵味方入り乱れる戦場も臨場感たっぷり。マップはさまざまですが、王を討ったり守ったりする攻城戦はとくにアツいですね。参加する合戦や勢力は毎回ランダムなので、今後は選択できるようになるといいな。
週刊ファミ通1700号より
クロスレビュー