ストーリーテリングが巧妙で先の展開が非常に気になる“雰囲気ゲー”。アクションとパズルのバランスがよく、スライム状のキャラの特性を上手に活かしたギミックも非常によく練られている。ステージが進むごとにアクション性が高くなり、かなりの歯応えに。独特の操作感も相まって慣れるまでは難しく感じるかもしれないが、リトライのテンポはよく、ストレスなくくり返し挑戦できるゲーム性は◎。
週刊ファミ通1660号より
ドットで描かれたビジュアルが美しい。主人公はかわいらしいですが、それとは裏腹なハードなSFの物語が興味をそそりますね。寄生して断片的に情報を集めていくのも気に入りました。主人公を張り付かせるのが気持ちよく、徐々に能力が増えていくのも楽しい。パズル的な要素が強く、それなりに腕前も要求されるので難度は高いかな。復活ポイントが細かく、リトライしやすいのがありがたい。
週刊ファミ通1660号より
スライムのような生物を操作して、壁や天井に張り付き、進めるところを探しながら飛び移っていく、パズル要素のあるアクションがおもしろい。ジャンプの方向をとっさに調節するのは難しく、素早い操作が必要な場面もあって“死にゲー”的な側面もあるけど、直前からリトライできるので意欲を削がれにくいのがいいね。メインの物語に加えて、寄生した宿主の記憶を読み取れるのも好奇心をくすぐる。
週刊ファミ通1660号より
スライムのような“MO”のぽよぽよとした動きや表情がかわいすぎる。方向を決めてジャンプする操作もスムーズです。相手の頭部にくっつくアクションは移動手段としてだけでなく、対象の記憶を読み取れるというのもイイ。ただ、宇宙船で起きた凄惨な事件や、エグい背景が浮かび上がってきて辛いですね。フィールドのギミックは難度が高めですが、ミスしても直前から再開できるのはナイス。
週刊ファミ通1660号より