クロスレビュー
操作方法を3タイプから選べるのはいいが、“モーション”操作だと、コントロールするのはラケットを振るタイミングと強弱のみで、プレイはだいぶシンプルに。いずれの操作タイプでも、選手の移動は自分では行えず、任意でのネットプレーなどができないため、テニスゲームとしては物足りなさを覚える。8人までのトーナメントはあるけど、ダブルスなどはなく、試合はふたりでしかできないのも寂しい。
週刊ファミ通1599号より
テニスの醍醐味を、タイミングよく打ち返すことに絞り込んだ“モーションプレイ”モードは、小さい子どもでも手軽にミートの手応えを味わえます。その一方で、サーブ時のボールトス操作がない、などといった少々行きすぎた簡素化は、テニス経験者には物足りなく感じられそう。球のコースを任意で指定できる操作モードだと、狡猾な駆け引きに陥りやすい点は、パーティーゲームにはやや不向き。
週刊ファミ通1599号より
強弱をつけつつ前後左右に打ち分け、相手を走らせてミスを誘う、ラリーでの駆け引きがスリリング。アンロック要素が架空の選手とコートのみということもあり、ひとりで黙々と遊ぶよりも、タイトルの通り大勢で盛り上がりたい。どのタイプの操作方法もシンプルでわかりやすく、初見でも対戦に参加しやすいです。モードや遊びの幅、独自の特徴など、やや物足りない気もしますが、低価格で納得。
週刊ファミ通1599号より
オート移動とJoy-Conを振る直感操作で、気軽にテニスをプレイできる1本。3ゲームマッチで試合がサクサク進むのも手軽さを後押し。コートの横幅がかなり狭いので、ラリー自体はとてもつなげやすい半面、なかなか勝負がつきにくいというところも。前後左右を意識した打ち分けで相手のスタミナを削り、勝機をつかむ戦いは、強力なショットで相手を圧倒する展開が少ないだけに、爽快感自体は薄め。
週刊ファミ通1599号より
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