ローポリゴンで描かれたグラフィック、ジオラマのように見えるピントのぼかしかたなど、独特のビジュアル演出が見た目に楽しい。同時に、タイヤのスリップ音や風切り音など、環境音のみで構築されたサウンドもよく、リアリティー溢れる山の空気感が味わえる。まったり走るスタイルもアリだけど、タイムアタックを極めるとなると、視点の見にくさやコースのわかりにくさも含め、難度はけっこう高め。
週刊ファミ通1643号より
ダウンヒルという題材がお気に入り。環境音のみなのは寂しいけれど、自然の中を突っ走るのはとにかく最高。コースの概念はあるものの、かなり自由に走行可能で、自分なりのショートカットを見つけながら進むのが楽しいです。緩めのチャレンジをこなし、要素をアンロックしていくシステムも遊びやすくて好印象。タイムを競う側面も当然ありますが、レースをほぼ意識せず遊べる点がよかった。
週刊ファミ通1643号より
コースというか山全体が作り込まれていて、プレイの自由度が高い。ショートカットの発見とタイムの短縮は喜びとなり、やり甲斐がある。大胆かつ繊細な動きが必要なゲーム性はシビアさもあるが、スリルと爽快感がクセに。タイヤと地面の擦れる音によって、迫力や臨場感が出ているのもいい。チェックポイントからやり直す際、タイムもその時点まで戻るので、萎えずに挑戦をくり返せる仕組みも○。
週刊ファミ通1643号より
ブレーキをかけながら滑り下りたり、段差を跳んだりとスリルの連続。自転車の挙動がリアルで、あたかも乗っている感覚に。ショートカットできるところを見極めるのも楽しくて、「ここも行けちゃうの!?」と驚かされる一方で、激しい高低差に痛い目を見るなど、毎回発見が。タイムを縮めるだけでなく、ローポリゴンながらも美しい山の風景と環境音に癒されたりと、のんびりサイクリングする楽しみも。
週刊ファミ通1643号より