クロスレビュー
比較的オーソドックスなゲーム性ではあるものの、いかに連続で敵を倒し、敵弾を相殺してチェインをつなげてエネルギーゲージを溜めるか、といった戦略性が味わえる作り。さらに、溜めたエネルギーを攻撃に使うか、それとも防御に使うかというように、資源をやりくりするおもしろさもある。しかし、1ステージがやや長めで、ステージが先に進んでも似たような展開が続くので、間延びしがち。
週刊ファミ通1550号より
タワーディフェンス型のシューティング。オーバーヒートに気をつけながら、迫り来る敵を撃ち漏らさないようにするのが基本となるが、弾の相殺やゲージを使うタイミングなどが、本作のキモに。価格以上に楽しめるよう、いろいろ工夫されているのが実感できるが、いかんせん敵の種類や攻撃パターンが少ないので、どうしても作業的になってしまう点と、自機の動きがなく、置き物感があるのが惜しい。
週刊ファミ通1550号より
自機は移動できず、防衛対象もあるので、タワーディフェンスの要素が強め。敵の移動先を予測し、照準を動かして攻撃するのは、けっこう熱中できる。ただ、戦闘は、戦艦の強化レベルや、武装と敵との相性が重要になり、プレイヤーのテクニックの介入度合いが薄く感じるところが歯がゆい。また、中ボスやボスが硬すぎて、だれてしまうのも難かな。各戦艦の搭載武器を出撃前に把握しづらいのは不便。
週刊ファミ通1550号より
防衛が最優先事項ゆえ、爽快感や疾走感は味わえませんが、守り切る使命感に燃えます。戦艦のエネルギーや防御力、護衛対象の耐久力などを管理しつつ、いまなすべきことは何かをリアルタイムで判断し続けるバトルが戦術的。シューティング部分はややワンパターンになりがちだけど、敵の進行ルートを予測して置き撃ちするなど、テクニカルな楽しみも。ワンコインとあって、十分もとが取れます。
週刊ファミ通1550号より
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