クロスレビュー
味のあるグラフィックを始め、個性的な登場キャラたち、敵の出現パターンの絶妙さ、そしてステージ構成が◎。ドット絵でこそないけれど、アクションシューティングの名作『メタルスラッグ』シリーズを彷彿させるタイトルです。アーケードゲームのような、難度が高めのゲームバランスで、かなりの歯応えと遊び応えあり。“対決モード”は凡庸な印象ではあるが、この内容で1000円[税込]なのはうれしい。
週刊ファミ通1525号より
ふわりとしたジャンプの軌道や、いまいる足場から下に降りる動作ができなかったりといった、ややクセのある操作感も含め、昔懐かしのガンシューティングアクションのようなプレイ感。タイプの違う複数の銃を使い分けられるのはいいね。ただ、ボタンを押すごとに順送りに武器が切り換わる仕様で、使いたいものを選ぶのにもたつくのは難点。“対決モード”で、シンプルに撃ち合いが楽しめるのは○。
週刊ファミ通1525号より
いろいろな銃器をシンプル操作で切り換え、サブウェポンも駆使し、性格や動きの異なる敵をつぎつぎとさばくのに燃える。敵の出現に起伏があり、単調さも感じません。平面的な特徴を保ちつつ、人間くさい動きを見せるキャラや演出効果が活きる背景など、ビジュアル面でのセンスがキラリ。ジャズやシチリア民謡調の音楽もテーマにマッチ。難しいけど、1000円[税込]で何度も挑戦できてお買い得。
週刊ファミ通1525号より
ゾンビを銃で蹴散らして進むが、古きよきアメリカ風のステージとBGM、アニメのように滑らかに動く敵味方を含めたキャラのおかげで、凄惨さは薄味。敵ゾンビも、サンドイッチマンや風船男などインパクト強し。ゾンビパロディーものとして随所にセンスのよさを感じる。システム自体はオーソドックスながら、もうひとつの敵勢力ギャングを活用した敵どうしのつぶし合いを狙えるなど、戦術性は高い。
週刊ファミ通1525号より
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