クロスレビュー
紙という設定を上手に活かした謎解きや演出が秀逸で、インタラクティブな絵本を読んでいるかのような感覚。カード集めはもちろん、ステージ各所に色を塗っていく作業が心地よく、やり込み甲斐のある作りに。カードバトルは、シンプルながらも奥深さがある反面、ゲームに慣れてくると、カード選択→(場合によっては)色を付ける→カードをはじく、という一連のくり返しが、やや手間に感じることも。
週刊ファミ通1454号より
ペーパークラフトのような世界観とペラペラのマリオというコンセプトに磨きが掛かり、“ペンキハンマー”で色が抜けたところに色を塗るという遊びも追加されて、より楽しいゲームに仕上がっています。2Dを活かした演出やユーモアに溢れたセリフ、タイミングよくボタンを押すアクションコマンドなど、シリーズで好評の要素は健在。Wii U GamePadを活用した、カードとペンキを駆使したバトルもいい。
週刊ファミ通1454号より
さまざまなものに色を取り戻すことで仕掛けを作動させたり、物語が進む仕組みがおもしろい。コース上の、色が抜けている箇所を修復していくのも楽しく、つい白い部分を探しながら歩いてしまう。カードを選んでの戦闘は、敵に応じて何が効果的かを考える戦略性があり、アクションの要素もあっていい。演出面がすばらしく、敵の登場のしかたなども凝っていて、つねに新鮮な体験や驚きがあるのが○。
週刊ファミ通1454号より
どのコースもギミックが凝っていておもしろい!大掛かりな仕掛けもあって、発見と驚きに満ちています。次第に、色ヌケを見掛けると修復せずにいられなくなってきたりと、中毒性も高いですね。そして、カードを駆使するバトルも、『マリオ』の特徴に沿った戦略性があってニヤリ。『ペーパーマリオ』シリーズならではのキャラクターのセリフ回しも、いい味出しています。いわゆるクエストも豊富です。
週刊ファミ通1454号より
良かった点
フィールドオブジェクトに色を塗って回り、謎を解く、この部分は最高にはまります。
悪かった点
バトルの度に毎回手持ちカードから攻撃方法をスクロールして選択し、色を塗るか選択してからそれぞれのアクションに移るのが長くて単調。
カードが無くなるとさらに長引くバトルに閉口。
総評
旧作のほうが良かったと言う意見は好きではないのですが、バトルはバトル、謎解きは謎解きでそれぞれに集中してテンポよく遊べるのが好きだったのですが、バトルが間延びして、それが連戦になるのですぐに飽きてしまいます。
色塗りが面白いのに、それを差し引いてもつまらない通常バトルが最後まで遊ぶ気を削いできます。
クロスレビュー