RIVE（ライヴ）(PS4)のレビュー・評価・感想情報

移動しながら全方向に攻撃という、アクションシューティングとしてはよくあるシステムだが、特出しているのがド派手な演出とアイデア溢れる多彩なギミック。攻撃ターンでの爽快感と防衛ターンの緊張感が交互にミックスされた、バランスのいいゲームデザインが◎。ゲーム開始直後からの、息もつかせぬ展開は、まるでジェットコースタームービー。リトライもスピーディーで、止めどきが見つからない。

週刊ファミ通1469号より

インディー系の配信専用タイトルによく見られるタイプのシューティング。だが、大量の敵との激戦が続いたかと思うと、一転して静かな探索シーンを経て、壮絶な巨大ボス戦に突入するなど、メリハリの利いたステージ構成が秀逸。手に汗握る攻防が楽しめる。主人公の軽いノリや、『攻殻機動隊』の“タチコマ”を思わせる自機もユニーク。ゲームバランスがややハードな調整なので、コアゲーマー向けか。

週刊ファミ通1469号より

自機の軽快な動きに加え、敵があらゆる方向から素早く出現するので、展開が非常にスピーディー。倒されても、直前からすぐにリスタートできるのはいいが、高速で突進してくる敵を迎撃するのは、爽快ながらもなかなかたいへんで、シビアに感じる場面も。道なりに進むタイプのステージではあるけど、ギミックが凝っていて、探索の雰囲気が楽しめるのはいいね。敵をハックして味方にできる要素もナイス。

週刊ファミ通1469号より

2Dアドベンチャーとシューティングのいいとこ取りの作品。マップ構成が秀逸で、敵の配置や仕掛けの絶妙さは思わず唸ってしまうほど。難度が高めで、くり返しプレイして覚えるほかに突破方法はないけど、ほぼ直前からリトライできるのがうれしいね。ローカライズはバッチリで、撃沈時の珍妙なコメントや主人公のオッサンぶりはいい味わい。ユニークなお題に挑むチャレンジモードも、やり応え十分。

週刊ファミ通1469号より