頭に導火線がついた動物を操作し、自爆させてエイリアンを倒すという内容がシュール。動物のデザインは、かわいらしいけど毒のある、いわゆる“キモかわ”系で味がある。この世界観が合うかどうかが、本作のポイントですね。動物の種類ごとに特徴があるが、けっきょく“マップで寝ている動物をどの順番で集めるか?”に尽きるので、戦略性は低い印象。シール集めなどのコレクション要素があるのは○。
週刊ファミ通1396号より
動物のコミカルな見た目に惑わされがちだけど、遊んでみると、しっかり作られたアクションパズル。必要なポイントに動物を運び、エイリアンを爆破していくのは気分爽快。指定しなければならない位置がうまく認識されなかったりと、作りが大雑把な部分もあるけれど、お手軽にプレイするのなら十分かな。確保した動物たちの隊列を変更できれば、さらにストレスなく遊べたように思えた。
週刊ファミ通1396号より
動物を集めて敵に突撃し、爆発させて倒すのは爽快で、周囲にある物を手当たり次第に破壊するのも楽しい。動物ごとにできることが異なり、個々の特徴を活かすことでより多くの仲間を集め、有利に戦える仕組みも○。動物たちに個別に指示を出し、効率的に動かないときびしいステージもあるが、うまくできたときは手応えがあっていいね。動かす集団が分かれたときに、操作する側を選べるとよかった。
週刊ファミ通1396号より
動物のとぼけた表情と、爆発でバラバラになる残酷な表現との対比が強烈。一見、自由に動き回れそうだけど、じつはほぼ決められたルートでないとクリアーできない設計で、パズル性が高いです。何が生まれるかわからない卵を孵化させる要素がモチベーションとなり、先へ進みたくなります。一方、マルチプレイは小難しく考えずに遊べる印象。ボリュームを含めて、内容に対して少し割高に感じました。
週刊ファミ通1396号より