クロスレビュー
斬新な物語設定とゲーム性。“新しい形のアドベンチャーゲーム”としては、発明品に近い作り。とはいえ、推理時の謎解きと情報の因果関係が曖昧でわかりにくく、“謎解きを楽しむ”というよりも、“情報集め”が中心の探しものゲームになってしまっているところはちょっと残念だった。
週刊ファミ通1336号より
ゴーストならではの能力で捜査を進めていくストーリーには興味を惹かれる。壁をすり抜けて移動できるのはおもしろいが、部屋の位置関係などが把握しづらくなるので、マップの表示が可能だと、なおよかった。PS4版のほうがグラフィックがキレイだが、さほど大きな差は感じない。
週刊ファミ通1336号より
幽霊と推理ミステリーという組み合わせの妙。幽霊ゆえに壁をすり抜けたり、過去の物証を見つけられたりして便利な反面、物体は動かせないというのがいいエッセンス。幽霊になって怖いものなしかと思いきや、魂を食おうとうろつく悪霊がいたりと、ホラー感もバッチリ味わえます。
週刊ファミ通1336号より
霊体となって、事件の謎をひとつずつ解き明かしていくというアイデアとストーリーはユニーク。証拠を探し出し、検証する謎解きのシステムは、慣れるに従って楽しさが増す。ただ、オープンワールドに慣れてしまった身としては、ご都合主義的な壁だらけの街並はいただけない。
週刊ファミ通1336号より
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