クロスレビュー
楽器や演奏パートが増え、合奏中に定型文が送れるなど、セッションがより楽しくなった印象。自分で曲を作れるだけでなく、歌詞をつけて歌わせられるのもいいね。楽曲を通信で増やしたり、投稿できる遊びかたもおもしろい。音楽や楽器の知識がなくても楽しめる懐の深さがスゴイ。
週刊ファミ通1301号より
つねに挑戦的な試みをしてきた『バンドブラザーズ』が、まさかのボーカロイド採用! これにより、遊びの幅がグンと広がっていて脱帽です。インターネット合奏が10人まででき、演奏中に自分の顔を出して定型文を送れるのが◎。難易度の幅が広がったので、腕前を気にせず楽しめます。
週刊ファミ通1301号より
ボーカロイドの搭載で、ボーカルパートと歌詞が加わり、さらに親しみやすくなりましたね。タッチ操作での演奏もでき、レベルの異なる幅広いプレイヤーが、いっしょに楽しめるのがうれしい。作曲の機能も強化されていて、歌のビブラートなども細かく調整できるのに驚きです。
週刊ファミ通1301号より
簡単なスライド操作からシンセパッド風まで用意された演奏モードは、より幅広い層に演奏する楽しさを与えてくれます。作曲モードは、ライトな手触り感をキープしつつも、各要素の選択や調整項目が増加。作り手、聞き手ともに幸せになれる環境が揃った、音楽ファン必携ソフト!!
週刊ファミ通1301号より
良かった点
◇音楽を演奏する楽しさに満ちている!
◇大合奏の名に恥じぬ、他プレイヤーとのセッション
◇4000曲という膨大な曲数
悪かった点
◇トマトに有効期限あり
◇ちょっと難しいと感じる楽器も
総評
音ゲーは久しぶりでしたが楽しめました。
演奏パートがそれぞれその楽器特有の鳴らし方(操作の仕方)を要求されるので雰囲気が出てますね。現実で実際に楽器演奏をマスターするには地道な努力が必要ですが、このゲームは音楽の楽しい部分をぎゅっと詰め込んでいる感じです。
合奏して、演奏して、作曲して・・・という3本柱がきちんと立っていて、あれこれやりたいことが沢山出てくる仕様になっています。ゲームとしての作り方が上手い。
ボーカルも新たに加わりましたが、セッション後のスカウトなど、昨今の歌い手やボカロ文化を柔軟に取り入れているのも最近の任天堂の良さだと思います。
楽曲を買えるトマトは、75個まとめ買いすると1500円分安いと知り、一気に買いました。こういう分割商法は仕方ないのかな?とも思いましたが、トマトを手に入れるチャンスが他にも用意されていて、それは素直に嬉しかったです。
トマトは有効期限があるのですが、使えなくなるのがちょっと早いような気も・・・。期限の近い場合、お知らせがちゃんと表示されるのは安心でしたが。
あと、小室哲哉さんが楽曲の提供を行っているのも驚きました。『First Season』は、ひとりのアーティストのデビューする時くらい力を込めて作ったそうで、小室世代の私にとっては涙モノです。ヒャダインやゴールデンボンバーも非常に豪華だと感じました(・∀・)
作曲も意外と奥深く、DTMの基本が詰まっています。ここから本格的な音楽の扉を開くのも可能でしょう。歌詞の自動割り当てなど、小難しくなりがちな部分を初心者でも分かりやすくしていると思いました。
想像以上に楽しめ、すっかり本作ファンになりました。1日1曲を目標に、曲作りに勤しんでいます!
良かった点
ボーカロイドによるボーカル追加。
曲ダウンロードの上限撤廃。
タッチペンで落ちてくるバーを拾うだけの簡単操作のボーカルモード。
オンラインでも複数人プレイが出来るのが良い。
未配信の曲もある程度配信リクエストが出来る仕様になっていて楽しみが持てる。
悪かった点
キー入力の各楽器パートではボーカルが聞き取りづらくセッション感が薄い。
ボーカロイドによるボーカルはすべてにおいてエコーがかかったような処理なので曲にマッチしないもののほうが多い。
発売日時点のダウンロード曲が偏りがありすぎる。
演奏のパートはたくさんあり演奏に関してやれることは多いがゲームモードとしては物足りない。
課金制のチケットが約5ヶ月もの有効期限があるとは言ってもの有効期限があること自体がいただけないです。
総評
ボーカロイドの実装は驚きでしたが、ある程度曲を演奏すると良くも悪くもバンブラらしい作りだなと思いました。
他の音ゲーとは違う楽しみですが、他の音ゲーのようにも楽しみたかったと言うのが贅沢なのか、そういうものと割りきれるかですね。
私は後者です。
デフォルト100曲無料ダウンロード出来るのでしばらく待ってから自分の好きな曲が充実してから購入した方が有効期限を気にせず楽しめるかと思います。
クロスレビュー