クロスレビュー
見るドラマではなく『やるドラマ』ということで、
選択肢によって結末が変化するサウンドノベル方式の
アニメーション作品群のうちの1つ。
全て独立した作品が当時は4作発売され、
これはその3作目に当たる。キャラデザインは
攻殻機動隊などでおなじみの士郎正宗氏。
主人公は道端で出会った外国人の女性を助け、
その女性の抱える問題に巻き込まれていく、
といった導入。結末は選択肢によって大きく異なってくる。
サウンドノベルのように気楽に遊べる部分が強み。
ストーリーは、主要なものを遊び尽くせば
なかなかに感慨深いものとなると思われる。
現在では中古でも手に入り安いと思うので、
気楽に手を出せる一本となっているだろう。
サウンドノベル形式ならではのキャラクターの
立ち位置の自由さ、アニメーションならではの表現で、
新たな立場を確立したジャンルといえよう。
クロスレビュー