試遊約1時間の中で、本作がどのようなゲームになっているのかがわかったので、その内容を紹介していこう。
『Witchbrook』の発売日は未定(マイニンテンドーストアとSteam上では2026年となっている)で、対応ハードはNintendo Switch 2、Nintendo Switch、XBOX Series X|S、XBOX One、PC(Steam)。

ドットで描かれた暖かい世界
プレイヤーは主人公を操作し、時間進行で進む1日を自由に過ごして暮らしていく。ウィッチブルック大学の新米魔法使いとして、大学を卒業するために勉学に励んだり、学費を稼ぐなど、自由な日々を楽しめるのが特徴だ。

まず注目すべきは、そのグラフィック。ドット絵で緻密に書き込まれた世界観は、見ているだけでもにぎやかで楽しく、かつノスタルジックな気分にさせてくれる。この雰囲気だけでも好きな人にはたまらない作品になっているだろう。


キャラクターたちはそれぞれ個性が付けられており、男性や女性と友情を育んだり、恋仲になることもできる様子。デートの約束をすることもできた(デート自体は残念ながら未体験)。会話中などには立ち絵は表示されなかったが、好感度を確認する画面ではしっかりキャラクターイラストも用意されていた。



自由な学園生活

プレイヤーのコテージは最初はボロボロのようだが、今回の試遊ではかなり家具が揃っており、綺麗に片付けられていた。家具それぞれ1個ずつ自分で配置を決められるので、ハウジングも楽しみのひとつになっている。


また、コテージの横には花壇があり、栽培も楽しめるようになっていた。そのほかにもキッチン家具で料理をすると、各行動に使うスタミナを回復できる食べ物アイテムを作ることも可能。料理はレシピ通りに作るだけでなく、各素材の調理時間を合わせるちょっとしたパズルにもなっていた。

ほかにも野草収集、バードウォッチング、釣りなどのアクティビティが盛りだくさん。それらは素材を得るだけでなく、しっかり魔法学校の勉強にもつながり、いろいろな行動が自分の学業に活かされる作りになっているようだ。


魔法が生活を豊かに!
それとは別に魔法コマンドがあり、魔法ボタンを押すと画面に魔法陣が表示される。この魔法陣に、決まった図を描くことで、対応した魔法を発動できる。試遊版では空飛ぶホウキを呼び出すものや、花壇などに水をあげるための雨を降らすもの、落ちているアイテムをハイライトする魔法や、落ちたものを引き寄せる魔法など、さまざまな効果があった。

魔法の図はある程度覚えないとスムーズに使えないようになっていて、これはプレイヤー自体も勉強と経験を進めることで覚えていく要素になっているだろう。コントローラーだと、図を描くためのスティック操作にちょっと手間取る部分もあったが、マウス操作ならばスムーズにこなせそうだ。
魔法のホウキは非常に便利な移動手段で、ダッシュすれば高速移動でき、空に浮かべば建物の上も飛行できる。という便利なものがありながらも、スクーターに乗ることもできた。このあたりは雰囲気でドライブを楽しむもよし、利便性重視で空を飛んでもよしと、好きに選べるようになっている模様。また、下記の配達にも使用できる。

依頼を達成、試験に合格

そのほかにも大学や自分の家に掲示板があり、それを見ると困っている人たちが助けを求めているので、それを魔法などで解決してあげるクエストもある。達成するとアイテムなどが貰えるだけでなく、学業の成績として“評価点”がもらえる。

評価点は、試験に必要な点数のようで、要はスコアを一定数稼いだり、条件を満たせばメインミッション達成というシステム。達成することでつぎのカリキュラム→ゲーム的にはメインミッションが進む、といった感じのようだ。

この評価点はさまざまな方法で稼ぐことができ、野草収集で新たなハーブを見つけて手に入ったりと、さまざまな行動が紐づいている。お金は新たな魔法を学んだり買い物に使用し、評価点で試験を達成。試験に成功すれば進級し、さらに行動範囲が増えたり、新たな魔法などがアンロックされる。
ユニークなのが“調子”システムで、その日にいいことをした、いいことがあった、友だちを怒らせてしまったなど、その日のよし悪しで主人公の調子が変動すること。なるべくいいことが起きるように行動すると、効率よく学生生活を送れるようだ。

発売日が待ち遠しい!
短い試遊時間ではできることの確認程度ですべて終わってしまい、肝心の学生生活をエンジョイとまではいかなかったが、“とにかくじっくり遊べる”ゲームなんだなということは、間違いなく伝わってきた。

日本語ローカライズはまだ途中のようで、一部英語テキストで表示されたりもしたが、おおむね翻訳は良好。本作のテキストは感情表現に文字の大小を使い分けたりしていたので、より日本語とマッチしたキャラクター性が味わえそうだ。

約10年ほど開発しているという本作だが、発売日はまだ未定。ちなみに、最大4人でのマルチプレイにも対応しているが、ゲームサイクルとマルチプレイがどのようにつながっているのかは、試遊からはわかなかった。つぎの続報に期待しながら、発売を待とう。















