日本テレビは本日2024年3月15日(金)21時からの金曜ロードショーにて、劇場版『アーヤと魔女』をノーカットで放送する。

【金曜ロードショー】劇場版『アーヤと魔女』が本日(3月15日)21時から放送! 全編3Dのスタジオジブリの異色作。魔女見習いアーヤの活躍が金ローで観られる!
Blu-ray『アーヤと魔女』の購入はこちら(Amazon.co.jp)

 原作は、同じくスタジオジブリで映画になった『ハウルの動く城』の原作小説作者でもあるダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏の小説。氏が手掛ける同名作を、『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』の宮崎吾朗氏が監督を務めて映像化した。

 制作にはNHKも携わっており、劇場版の公開前にNHK総合でテレビ放送を開始。その後、テレビ公開版にカットを追加したものが劇場公開されたが、今回の金曜ロードショーでは、この劇場版が放送される。

 スタジオジブリ作品初となる、全編が3D映像で表現されるタイトル。『コクリコ坂から』や『THE FIRST SLAM DUNK』などの音楽を手掛けてきた武部聡志氏による軽快なロック調の楽曲も、ふだんのスタジオジブリ作品とは異なる雰囲気を演出している。

 観るだけで元気がもらえる、一風変わったスタジオジブリ作品をお見逃しなく。

【金曜ロードショー】劇場版『アーヤと魔女』が本日(3月15日)21時から放送! 全編3Dのスタジオジブリの異色作。魔女見習いアーヤの活躍が金ローで観られる!

敵は意地悪ばかりの魔女! 怖いもの知らずのアーヤが反撃に打って出る!

 ある夜、バイクに乗った赤髪の女性が、孤児院“子どもの家”に赤ん坊を置き去りにした。

 赤ん坊のそばには「12人の魔女から逃げ切れたら赤ん坊を迎えにくる」という手紙が添えられていた。

 その赤ん坊の名前はアヤツルという名前だったが、子どもの家の園長は彼女に“アーヤ”という名前をつけ、ほかの子どもたちといっしょに育てていった。

 それから10年が経ち、たくましい少女へと育ったアーヤ(声:平澤宏々路)は、その巧みな話術によって大人たちを意のままに操りながら快適な孤児院生活を送っていた。

 友人のカスタードとともにずっと孤児院で暮らしていこうとするが、不思議な男女に引き取られることとなってしまう。

【金曜ロードショー】劇場版『アーヤと魔女』が本日(3月15日)21時から放送! 全編3Dのスタジオジブリの異色作。魔女見習いアーヤの活躍が金ローで観られる!
【金曜ロードショー】劇場版『アーヤと魔女』が本日(3月15日)21時から放送! 全編3Dのスタジオジブリの異色作。魔女見習いアーヤの活躍が金ローで観られる!

 女の名前はベラ・ヤーガ(声:寺島しのぶ)、男の名前はマンドレーク(声:豊川悦司)といった。

 アーヤはベラが魔女であることを知る。

 ベラは自分の世話をしてくれる助手を孤児院で探していたという。助手になる代わりに魔法を教えてほしいとアーヤは頼み込み、ベラはそれを承諾。アーヤの新しい生活が始まった。

【金曜ロードショー】劇場版『アーヤと魔女』が本日(3月15日)21時から放送! 全編3Dのスタジオジブリの異色作。魔女見習いアーヤの活躍が金ローで観られる!
【金曜ロードショー】劇場版『アーヤと魔女』が本日(3月15日)21時から放送! 全編3Dのスタジオジブリの異色作。魔女見習いアーヤの活躍が金ローで観られる!

 しかし、来る日も来る日もアーヤは雑用ばかり言いつけられ、こき使われている。ベラは一向に魔法を教えてくれることはなかった。ついにベラは、「そんな約束はしていない」と約束を破る発言をする。

 絶対に仕返しをしてやると心に決めたアーヤは、ベラの使い魔の黒猫トーマス(声:濱田岳)の力を借りて、“あらゆる魔法から身を守る呪文”を作ることに成功する。

 そして、いよいよベラへの反撃を決行する!

『アーヤと魔女』はここが見どころ

  • たくましすぎるアーヤの元気いっぱいな姿
  • アーヤの豊かな表情(とくに悪いことを考えているときの表情)
  • ベラとの喧嘩の決着は……?

キャスト・スタッフ

声の出演

  • アーヤ:平澤宏々路
  • ベラ・ヤーガ:寺島しのぶ
  • マンドレーク:豊川悦司
  • トーマス:濱田岳
  • アーヤの母:シェリナ・ムナフ

スタッフ

  • 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『アーヤと魔女』
  • 監督:宮崎吾朗
  • 企画:宮﨑駿
  • 脚本:丹羽圭子、郡司絵美
  • プロデューサー:鈴木敏夫
  • 音楽:武部聡志
  • 主題歌:シェリナ・ムナフ

次回の金曜ロードショー

 次週2024年3月22日(金)の金曜ロードショーでは、今週に引き続きスタジオジブリ作品から、『魔女の宅急便』が放送。

 1989年に公開された、スタジオジブリを代表する人気作。魔女見習いのキキが修行のために故郷から遠く離れた土地で暮らす、甘酸っぱい青春ストーリーが描かれる。

 翌週の3月29日(金)には、1984年に公開された映画史に残る名作『ゴーストバスターズ』の最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の公開を記念し、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が登場。最新作に続くストーリーが描かれるので、劇場に映画を観に行く前に視聴しておこう。

 さらに、4月5日(金)には、新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が地上波初登場。本編ノーカット、30分拡大版で放送される。

 “閉じ師”を名乗る不思議な青年に出会った岩戸鈴芽が、災いのもととなる“扉”を閉めるために日本各地の廃墟を巡る旅に出る。

 2022年にメガヒットを記録した大スペクタクル作。観たことがある人もまだの人も、いよいよ地上波に登場する本作のチェックをお忘れなく。

 今後のラインアップは以下のとおり。

  • 2024年3月22日(金):『魔女の宅急便』
  • 2024年3月29日(金):『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
  • 2024年4月5日(金):『すずめの戸締まり』
Blu-ray『アーヤと魔女』の購入はこちら(Amazon.co.jp)