※本記事は、2023年3月11日にアップした記事を再編集したものです。

巨大で獰猛なモンスターに果敢に挑む

 2004年(平成16年)3月11日は、プレイステーション2用ソフト『モンスターハンター』(モンハン)が発売された日。本日で発売から20周年の節目を迎えた。

 『モンスターハンター』は、カプコンから発売された狩猟アクションゲーム。いまでは海外でも人気に火が付き、世界中でヒットを記録しているシリーズの原点となる作品だ。素材を集めて装備を作るという、現在もおなじみのシステムを流行させたタイトルであり、協力プレイの楽しさをゲームファンに浸透させたタイトルのひとつと言える。

初代『モンスターハンター』(PS2)が20周年。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残るハンティングアクション【今日は何の日?】

 クエストを受注して1~4人で狩りに出かける流れは初代から。素材を現地調達し、その場で調合するといったことも可能で、それが『モンハン』の魅力的なポイントと言える。とくにスタミナを増やす“こんがり肉”は初期の『モンハン』では代名詞的な存在でもあり、“クエストに出発したらまず生肉を調達して肉焼きセットで焼く”までがお約束。「上手に焼けましたー!」のフレーズは、いまでも耳に残っているのではないだろうか。

初代『モンスターハンター』(PS2)が20周年。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残るハンティングアクション【今日は何の日?】

 初代『モンハン』の武器は片手剣、大剣、ランス、ハンマー、ヘヴィボウガンとライトボウガンの6種で、いまにして思えばかなり少なめ。防具のスキルはポイントの累積ではなく、基本はシリーズ防具を統一して装備することで発動する仕組みだった。素材を所持していないと生産や強化ができなかったため逐一アイテムボックスまで取りに戻る必要があるなど、初代ならではのシステムもいまとなってはいい思い出だ。また、最初に戦う大型モンスターのイャンクックでの立ち回りがすべての基本となることから“クック先生”と呼ぶユーザーが多かったと記憶している。

初代『モンスターハンター』(PS2)が20周年。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残るハンティングアクション【今日は何の日?】
初代『モンスターハンター』(PS2)が20周年。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残るハンティングアクション【今日は何の日?】
初代『モンスターハンター』(PS2)が20周年。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残るハンティングアクション【今日は何の日?】

 本作のスマッシュヒットを受けて『モンハン』はシリーズ化し、プレイステーション・ポータブルで発売された『モンスターハンターポータブル 2nd』で爆発的なブームを巻き起こすことになる。

 2021年には『モンスターハンターライズ』が、2022年6月30日にはその大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。2025年には『モンスターハンターワイルズ』の発売が予定されている。

 なんと本日3月12日(火)20時より、カプコンは『モンスターハンター』20周年を記念する番組“モンスターハンター20周年記念 スペシャル番組!! Supported by ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”が放送される予定。公式で集計されていた“モンスター総選挙”の結果発表も行われるとのこと。詳細は下の記事を確認してほしい。

 また、週刊ファミ通2024年3月21日号(No.1840/2024年3月7日発売)では、『モンスターハンター』シリーズを20ページで大特集している。初期から開発に携わる辻本良三氏、藤岡要氏、一瀬泰範氏へのインタビューのほか、ファミ通.comで実施した読者アンケートの結果なども掲載。こちらもぜひチェックを!

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