フィンランドのRemedy Entertainmentが、同社が開発したアクションアドベンチャーゲーム『Control』について、シリーズの権利を1700万ユーロでパブリッシャーの505 Gamesから買い取ることを発表した。

 これには“Project Condor”という名で知られる開発中のスピンオフ作品や正式続編『Control 2』も含まれ、Remedyは自社パブリッシングも視野に入れつつ、パブリッシャー各社との契約を検討し開発を進めていくとのこと。一方『Control』そのものについては、2024年12月31日まで505 Gamesが継続してパブリッシャーとしての業務を行っていく。

 『Control』は、超常的な現象を取り扱う秘密機関“連邦操作局”を舞台とするTPSスタイルのアクションアドベンチャーゲーム。銃と超能力を組み合わせた戦闘や、時空が歪んだ空間表現、実写映像などを巧みに取り混ぜた精神描写などが特徴だ。Remedyによるとこれまでに合計で400万本以上を売りあげ、同社と505での分割前の利益は1億ユーロ以上にのぼったという。