マイクロソフトでXbox事業を統括するフィル・スペンサー氏が、Xboxの今後のビジネス的な方針や将来のビジョンについての発表を来週予定していることを公表した。

 この発表は、同氏のX(旧Twitter)アカウントで行われたもの。先週末より“傘下のXbox Game Studiosの一部ゲームが他プラットフォームにも展開される”といったような噂が活発化してさまざまな議論が交わされている中でのトップの発言となり、今回の声明の冒頭も「皆さんの声は届いています」と、それらの反応を踏まえたものとなっている。

 近年のXbox事業では従来どおりハードウェア(物理的なゲーム機)に紐づいたプラットフォームとしてのXboxもありつつ、XboxとPCで展開する定額サービスのGame Passをもうひとつのデジタルサービスのプラットフォームとして捉えるようになっている。

 前述の議論では“Game Pass側のビジネスをコアとして捉えつつ、個々のファーストパーティタイトルについては必ずしもハードウェアに縛られない展開をしていくのでは”といった予測もある中、新方針が実際どのような方向に向かうのか大変気になるところだ。