※本記事は、2023年1月28日にアップした記事を再編集したものです。
トライエースとセガの新作RPGとして話題に
いまから14年前の2010年(平成22年)1月28日は、プレイステーション3(PS3)、Xbox 360用ソフト『エンド オブ エタニティ』がセガから発売された日。
『スターオーシャン』シリーズや『ヴァルキリープロファイル』シリーズで知られるトライエースがセガと組んで発売した完全新作RPG『エンド オブ エタニティ』。銃を持った3人の主人公が織り成す、ワイヤーアクションのようなスタイリッシュな動きのバトルが見どころの作品です。
物語の舞台は、遠い未来の地球。人々は天頂に向かってそびえ立つ巨大な機械“バーゼル”の中でしか生き永らえないという状況下にあり、上層は支配者階級により管理され、下層はスラム化しています。
主人公たち3人は第4層のエベルシティに住む備兵で、さまざまな仕事を請け負いながら、“バーゼル”に隠された秘密に迫っていくことに。
……と、世界観はシリアスですが、請け負う仕事はギャグ展開が多いのが特徴です。とくに主人公のひとりであるヴァシュロンが依頼主の女性のエロさに興奮して踊りだすシーンは超名シーンなのでぜひ観てほしいところです。
本作のバトルでは、敵を攻撃した際に一定の確率で撃ち上げてダウン状態にすることができ、“撃ち落とし”や“追撃”が可能。そこからさらに撃ち上げ→追撃→撃ち落としとコンボをつないで、大ダメージを与えることができます。また、3人で一斉に攻撃する“レゾナンス・アタック”も存在しており、派手で爽快なバトルが楽しめました。
バトルは公式YouTubeにチュートリアルのムービーがあるので、ぜひそちらを観てみてください。
回転しながら銃を乱射したり、ジャンプ中に体を捻ったりと格好いいアクションが見どころですが、戦闘中のセリフも「俺の銃弾は地獄への片道切符!」、「てめえは自分の血だまりで泳いでろ!」などアクションに負けず劣らずカッコよくて痺れます。
自分が最初にプレイしたときはシステムが難しすぎて何をしていいのわからず戸惑いましたが、バトルのセリフやガンアクションがとにかく格好いいのでプレイを続けてみることに。システムを理解するとおもしろさがわかってきて、一気にハマッていきました。
バトルだけなくワールドマップも独特。マップはヘックス(六角形)で構成されており、隣接するヘックスにエナジーヘキサというアイテムを設置することで道を作っていくことで移動が可能に。特定の条件を満たすことでさまざまな効果を発揮する施設も存在しており、パズル的なおもしろさがありました。
そんな本作ですが、2018年の10月18日にPS4とSteamで4K/HD解像度対応のリマスター版『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』が発売されています。人を選ぶゲームではありますが、ハマる人はとことんハマる作品なので、記事を読んで気になった方はぜひチェックしてください!
『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』(PS4)の購入はこちら (PS Store) 『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』(PC)の購入はこちら (Steam)