ソニー・インタラクティブエンタテインメントより、発売中のプレイステーション5用ソフト『Marvel's Spider-Man 2』(※2023年12月20日より、新モデルのPS5と本作のダウンロード版がセットになった同梱版の販売も開始された)。

 本作は、『ラチェット&クランク』シリーズなどを手掛けたInsomniac Gamesが開発を担当。縦横無尽に行き来できるスパイダーマンらしいウェブアクションを始め、シンビオートやこれまでのヴィランたちが絡んでくるストーリー、ピーター・パーカー&マイルズ・モラレスによるダブルスパイダーマンがプレイアブルキャラクターとして登場するなど、さまざまな要素で注目を集めた。

 そんな本作の日本語音声版にてピーター役を務める興津和幸さんとマイルズ役を務める勝杏里さんにインタビューを実施。ときどきジョークを挟んじゃう興津さんとそれに乗っちゃう笑い上戸の勝さんによる、まさにピーター&マイルズのようなやり取りをお届けしよう。

 なお、本記事には『Marvel's Spider-Man』シリーズのネタバレが含まれるので、未プレイの人は注意してほしい。

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興津和幸(おきつかずゆき)

声優。『ジョジョの奇妙な冒険』ジョナサン・ジョースター、『僕のヒーローアカデミア』ファットガム、『監獄学園(プリズンスクール)』アンドレ(安堂麗治)などの役で知られる。(文中は興津)

勝 杏里(かつ あんり)

声優。アニメ『とある魔術の禁書目録』の土御門元春、映画『ゲームオーバー!』のアレックス、『YESTERDAY』のエド・シーラン役などでおなじみ。(文中は勝)

ピーターとマイルズを演じるふたり。お互いのスパイダーマンの印象は?

――『スパイダーマン』シリーズは映画やマンガなど、さまざまなメディアで展開されていますが、『Marvel’s Spider-Man』でピーター・パーカー、マイルズ・モラレスを演じることになったときのお気持ちを改めて聞かせてください。

興津とてもとても光栄でした。多くのファンの方がいて、いろいろな思い入れがあるキャラクターだと思ったので、演じる上での責任といいますか……。プレッシャーはもちろんありましたが、それ以上に「楽しみ!」という気持ちが大きかったです。

――役が決まる前から『スパイダーマン』作品をご覧になられていた感じですよね。

興津もちろんそうですね。スパイダーマンは世代によっても、「自分のスパイダーマンはこれだ!」というのがあるじゃないですか。今回のゲームシリーズのスパイダーマンでは、ヒーローとして戦ってきた先にある世界線や物語が描かれているので、よりみんなが思ってるスパイダーマン像を組み上げてゲームバースのスパイダーマンを演じようと自分の中で心に決めて取り組みました……。すごく真面目に答えちゃった(笑)。

すごくビックリした。どうしようかと思った(笑)。

興津ちゃんと答えておかないと(笑)。

僕もすごくアメコミが好きだったので、この声優という職業をやっているひとつの目標として、何かそういうヒーローを演じてみたいというのがありました。それがこのスパイダーマン(マイルズ・モラレス)を演じられると聞いたときは、自分の中で目標が叶ったという気持ちも相まって、すごくうれしかったですね。

――『Marvel's Spider-Man』(1作目)でのマイルズは最後に少しスパイダーマンとしての能力に目覚めたかなというところまでしか描かれませんでしたが、勝さんは1作目の収録時点でマイルズがのちのちスパイダーマンとして活躍するということはご存じだったのですか?

そうですね。スパイダーマンになるよということでこの役をいただいたので。

興津オーディションだったよね。

それこそ、スパイダーマンとしてのオーディションでした。ですが、どこにでもいるその学生がスパイダーマンに変わっていくっていうのがおもしろい部分だと思うので、将来的にスパイダーマンになるということは念頭に置きつつ、逆にそれがわかってしまわないよう意識しました。バランスをうまく表現できればいいなと思って挑ませていただきました。

興津クモに噛まれちゃったんだよね。

そこはいっしょなんだよね。

興津違うクモだったんだけど。

――せっかくの対談ということですのでお互いのキャラクターの印象などもうかがえれば。

興津初対談ですからね。

確かに。

興津ぼくは率直に言うと、マイルズのスパイダーマンは黒くてかっこいい。そして、オシャレでずるい。

スパイダーマンと言えばピーター・パーカーというイメージの方が多いと思いますが、僕自身も黒が好きなのですごくうれしかったですね。

興津うれしいでしょうね(笑)。

でも、やっぱりスパイダーマンのカラーは赤と青という印象です。そういう意味では、ほかの作品のピーターとの違いなど、演じる際に意識したことはありました?

『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?

興津先ほども少し話しましたが、『Marvel’s Spider-Man』のピーターは、いろいろなスパイダーマンの世界がある中でも、引退をせず現役で活躍し続けている、ちょっと未来のピーター・パーカーという立ち位置なので、そこは意識しました。

 ゲームを開発しているInsomniac Gamesの皆さんもそれぞれ思い入れがあって、そこかしこにオマージュが散りばめられているので、何か見たかったあの続きを見れているような気にもなるし、不思議な感覚ではありました。それこそいろいろな世界があっていいんだということを実感できるタイトルだと思いました。

――勝さんは、先ほどお話しいただいた将来的にスパイダーマンになるということをわかってしまわないようにする部分以外に意識されたことはありましたか?

興津くんが先に収録していたので、僕のときはピーターの声を聴きながら収録したのですが……。

興津あれ? ジェイムソン(※)じゃないの(笑)。

※ジェイムソン……J.ジョナ・ジェイムソン。元デイリー・ビューグル紙の編集長。

ジェイムソンじゃないです(笑)。話を戻して、興津くんのピーターの声を初めて聞いたときに、すごく柔らかい感じがして、「こういうピーターなんだ」と。お兄ちゃん的な感じなんですよね。

興津うれしいこと言ってくれるじゃないですか。

アメコミ好きなので、『スパイダーマン』も観たり読んだりしていたんですけれども、どこでもないピーター像だなという印象がありました。マイルズはそんなに演じている人がまだいないので、「このピーターをベースにマイルズを作っていこう」と決めました。

興津思うのが、スパイダーマンやピーター・パーカーは“暗い”という印象が強いんですよね。

そうなんだよね。

興津それはヒーローとしての孤独や葛藤というものが映画で強く押し出されているからだと思うんですよね。でも、シリーズ全体を通して見ると、戦いながらジョークを飛ばす余裕なピーターというのも、いろいろな作品で描かれているので、そっちのイメージも残したいなと。

 ふだんの人助けやニューヨークの街を守っているピーターの軽い調子や楽しい雰囲気というのを表現したいなと思っていたので、けっこうギャグを飛ばしています(笑)。

台本もね(笑)。

興津何かギャップを出すことによって、より大人になったピーターの深みが表現できるかなとは思いました。

そこなんですよね。『Marvel’s Spider-Man』シリーズのピーターは少し視野が広い感じがして。ふだんから軽口を叩いているけれど、じつはしっかり考えているみたいなところがあって安心感があるのかもしれないですね。マイルズに関しては、そのピーターをベースに対して絡んでいくというのがすごく大きかったです。ゲーム内でもそうですし、僕自身もピーターから学んでいくというように役を作っていきました。

興津それこそ、マイルズがスパイダーマンとして登場してからは「導かなきゃ!」という気持ちがだんだん大きくなってきましたね。

先生的なピーターは珍しいと思うのでそこは見どころのひとつじゃないですかね。

興津でもプライベートはたいへんなんですよ。

いや、聞いてないです……。あっ、ピーターのほう?

興津ピーターのだよ!

興津くんのかと思った(笑)。

興津ピーターの! いきなり「クビ待ったなし」なんだから(笑)。

『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?

シンビオートの浸食度の表現を試行錯誤。演技するうえでの前作と本作の違い

――『Marvel's Spider-Man 2』ではピーターは初代を、マイルズは『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』以下、『Miles Morales』)を経て成長した姿が描かれていますが、それぞれを演じるにあたって、過去作とあえて変えた部分や逆に変えなかったことなどはありますか?

興津ぼくはとくに意識はしなかったですね。

勝手に変わっちゃうし。

興津そう。いろいろあって勝手に変わっちゃうので。

――では、その話は後ほどうかがいたいと思います。勝さんはいかがですか?

マイルズはすごく変わりましたね。『Miles Morales』では、半人前なのにニューヨークの平和をひとり守るという大役を任されていましたが、やっぱりまだ見習いのスパイダーマンだったと思うんですよね。

 でも、『Marvel's Spider-Man 2』で本当に初めて独り立ちしてスパイダーマンになったという気がしたので、そこをすごく出したかったんです。とは言えマイルズはまだ子どもなので、未熟さもしっかり残しておきたいとも思いました。だから、お母さんやガンケと話すときの感じは前作から絶対に変えないようにしていて、そのバランスをすごく意識しました。

興津『Marvel's Spider-Man 2』のマイルズはすごくカッコよかったですよ。

ありがとうございます。

――それでは改めて、『Marvel's Spider-Man 2』でピーターはシンビオートの影響でちょっと荒っぽい姿を見せる場面もありました。シンビオート化したピーターを演じるにあたってとくに意識されたことはありますか?

興津シンビオートに寄生されてじわじわ侵食されるというか、影響を徐々に受けていく変化をどの塩梅で演じていけばいいのかというのは、とても試行錯誤しました。

 台本を見ただけではいまどれぐらい侵食されているのかというのはわからないので、英語版でピーターを演じているユーリ(ローエンタール)さんの声を聴きながら、SIEのローカライズ担当の谷口(新菜)さんともしっかり相談して、「いまはこれぐらいだと思います。じゃあこれぐらいでやりましょう」と本当に微調整をしながら演じましたね。

 やっぱり、プレイしたときに、だんだん浸食されていっているというのが違和感なく伝わらないといけないのですが、収録時点では僕はプレイできていないので、こまめに相談しながら収録できたのはありがたかったですね。

――シンビオート化してすぐのときはまだジョークを飛ばす余裕とかがあったりしましたね。個人的には「はちみつ切らしてるんだよね」のシーンがお気に入りです。

興津はちみついいですよね。あの謎のクマさんもかわいいですし(笑)。

――あのようにまだ余裕があるかどうかというのが台本だけでは判断が難しくて、そのレベルをディスカッションで仕上げていった感じですかね?

興津ムービーはまだ判断はしやすかったんですけど、プレイヤーが操作しているときに流れるセリフがたくさんあったので、そこがとくに難しかったです。

『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?

――確かに『Marvel's Spider-Man』シリーズは移動中や戦闘中にもかなりしゃべりますからね。『Marvel's Spider-Man 2』のもうひとつの見せ場としては、シンビオートから救うためとはいえ、マイルズが先輩スパイダーマンと慕っていたピーターと戦うことになります。あのシーンを演じるにあたって心境はいかがでしたか?

戦うとは言ってもぜんぜん本気では戦っていなくて、とにかくマイルズはピーターを止めるとか、もとに戻すということしか考えてないので。

興津やさしいな~。

脅威ではあるけど、敵ではないので、いかにもとの道に戻していくかということだけをずっと考えているはずなんですよね。だから敵意みたいなものは一切なかったし、こっちに戻ってきてくれよという思いが伝わるかを意識して演じました。

 でも、現実世界でもそういう人間関係みたいなものはありますよね。喧嘩をしてしまって、必死に思いを伝えようとするけれど、まったく伝わらないみたいな。だから、何かそういうもののイメージがここに表れているのかなと思いながらやっていましたね。

興津あのシーンはプレイしていて、すごく心に刺さりましたよ。

本当ですか。もう誠心誠意で演じました。

興津ピーターはひでぇ奴だなと。「おまえは邪魔だ」とか言い出すし(笑)。

(笑)。いやあれはしょうがないでしょ。でも、マイルズのどんな人に変わってしまっても諦めず食らいついていくというのがいいですよね。やっぱり、諦めないというのは大事ですから。

興津相手のことも信じるし、自分のことも信じるというのが本作の大きなテーマだと思うんですよね。いっしょに成長しよう“Be Greater. Together.”と。

まさに。乗り越えられたと思います。

――あのシーンは本当に思いが伝わってめちゃくちゃ感動しました。

ありがとうございます。

『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?

お気に入りのシーンやヴィラン。かっこいい敵はずるい?

――『Marvel's Spider-Man 2』には、ほかにも見どころがたくさんありますが、おふたりにとってとくに印象的なシーンやお気に入りのセリフはありますか?

興津MJがあんなことになるなんてね。

今回すごいよね(笑)。

興津MJ大活躍だったよ。シムカリアから戻って強くなったのはいいとして、あんなことになってしまって。

武闘派になるとは思わなかった。

興津そういう意味では、マイルズがピーターに向かってもとに戻ってくれとストレートに来たぶん、ピーターはMJに向かって「ごめん。僕が悪かった」となっていて、あれは中年男性には刺さるんじゃないですか(笑)。

確かに。MJも戦わざるを得なくなってしまったという。

興津あれは名シーンだと思います。

僕はやはり先ほど挙げていただいたピーターがシンビオートに浸食されてしまって「どうしちゃったの……」となっているところですね。やっぱり、この作品のいちばんの見どころというか。主人公が闇落ちしてしまう印象的なシーンだと思います。

興津みんな信用していた相手を信じられなくなるというのがテーマなんでしょうね。何事もなければ、3人の絆は深いものだったんでしょうけど、シンビオートさんの悪魔のささやきによって揺らいでしまうことの人間の弱さであったり、それに抗うだけの心の強さであったり、そういうことが大事だなと全編を通して感じました。あと印象的なシーンという意味ではリザードがとてもカッコよかったです。

確かにかっこよかったな~。

――リザードを始め『スパイダーマン』はヴィランたちもすごく魅力的ですが、『Marvel's Spider-Man』シリーズに登場するヴィランの中でお気に入りはいらっしゃいますか?

興津それはリザードです。でも、サンドマンの巨大さにも圧倒されました。

あれはすごかった。

興津「始まったばっかでこんなことになって大丈夫?」と不安になるくらい。

――あの始まりは相当インパクトがありますよね。

興津ちなみに収録のときもサンドマンがあれだけ大きかったので、リザードも大怪獣並みに大きいだろうと思って、すごく声を張って遠くに届けるようにしていたら出し過ぎていたということがありました。

 じつはリザートと戦う場所は下水道の中に作られた研究室みたいなところだったと知り、「ごめんなさい。録り直させてください」という出来事もあったので、リザードはとくに印象的です。ヴェノムの魅力については皆さんご存じだと思うので、語らなくていいですよね?

僕はヴェノムになると思うんですけど、ほかのキャラクターだとやっぱりティンカラーですね。

興津マイルズにとって大事な存在ですよね。

あそこがあって成長したというのがすごく大きいと思うので。

興津クレイブンさんも大活躍でしたね。とにかくかっこいい。日本語版は岩崎ひろしさんが演じられていて、かっこいい岩崎さんは本当にかっこいいなと思いながらプレイしていました。

そういう意味で言ったら僕はリーですかね。宿敵でありヴィランとしてかっこいいですよね。

興津リーも大事な存在ですよね。『Marvel's Spider-Man』のときには、メイおばさんとの関係もあって、僕にとっても思い入れの強いヴィランです。

最後に「そうなんのか~」みたいこともあったり。

興津ヴィランがカッコいいのが本当にずるい(笑)。

ずるいですよね(笑)。

『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?
リザード
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ヴェノム
『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?
ティンカラー
『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?
クレイヴン・ザ・ハンター

さまざま姿がチラ見えする『Marvel's Spider-Man 2』

――ゲーム内でピーターとかマイルズのさまざまな姿が描かれていましたが、おふたりがこんな姿を見てみたいというシーンはあったりしますか?

興津難しいな。

何だろう、泥酔したピーター?

興津泥酔していたようなもんですけどね。

超悪酔いでしたね。

興津少し質問の意図とは外れるかもしれないですが、本作では街中にスパイダーマンコスプレをしている人がいて、いろいろなスパイダーマンを見られたなという感覚がありました。ただ、よく見てみると体型が「あっ……」と思うようなことがあったので、やっぱ身体は鍛えなきゃダメなんだなと。

同じ格好していてもね……。

興津あっ……そういえばネコ背負っているピーターをもっと見たいですね。

ネコはポイントだよね。

興津スパイダーニャンずるいです。

ずるい。

興津絶対ネコ背負わせてプレイしちゃう。真面目なバトルでもニャニャニャニャニャってなっていて、かわいい。

そういう意味では、本当にいろいろなスパイダーマンを見られていますね。

興津スーツもすごくたくさん種類がありますし、自分のお気に入りを見つけてほしいですね。ちなみに僕はアドバンススーツがいちばん好きなんですけど、バージョン2とバージョン1の違いは知っています?

知らないです。

興津後ろの太ももの何筋でしたっけ?

外側広筋?

興津外側広筋に赤いライン入っているのが1で、ないのが2。これが見分けるポイントです。

なるほど。チェックしてみますね。

興津パッと見はいっしょに思えるけれど、ちゃんと進化しているんですよね。

『Marvel's スパイダーマン2』興津和幸さん&勝杏里さんインタビュー(ピーター役とマイルズ役)。原作好きだからこそ意識したこと、お気に入りのヴィランは?
フィギュアを持って説明をする興津さん。ちなみに興津さんが手に持っているフィギュアは私物とのこと。

――ちなみにおふたりがスパイダーマンの能力を手に入れたとして、ウェブ・スイングをやってみたいですか?

興津一度やりたいですよね。

それはやりたいですよね。

興津ただ僕に勇気が足りないかもしれない。

本当?

興津身体もいっしょに強くなっている前提ですか?

――そうですね。その前提にしましょうか。

身体もスパイダーマンなっているということなら、ビルにぶつかったり、高所から落ちたりしても多少であれば大丈夫そうなのでやりたいですね。

興津僕はビルを駆けのぼりたい。

あー、いいですね。僕もやりたいです。

興津めちゃくちゃ気持ちよさそう。

――やっぱりそうですよね。自分もやりたい派なのですが、高所恐怖症の知り合いが「絶対にやりたくない」と言っていて。

それこそ落ちても大丈夫との保証があれば、高所恐怖症はなくなると思いますよ。

――確かに落ちると大怪我をするという不安があるから怖いと思ってしまう可能性はありますね。

この作品のいちばんの魅力は、ただの移動さえも楽しいところですよね。それはみんなが絶対心の中でやりたいと思っているからだと思います。

興津渋滞知らずで便利そうだしね。

ビルさえあればね。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いできますか?

興津一度クリアーされた方も何度でも楽しんでニューヨークの平和を守ってください。Be Greater. Together.

本当にいろいろな楽しみかたができると思うので、何回も何回もプレイして楽しんでいただければと思います。Be Greater. Together.

興津あとストーリーは焦って進めないほうがいいと思います。街の平和を十分に守ってから進めたほうがより感情移入できるようになっています。とくにピーターとマイルズの関係だったり、ハリーとピーターの関係だったり、どんどん思い入れが強くなっていくので。

――それこそサイドミッションでもけっこう濃い話が展開されますよね。

興津僕も発売してから、ひとりのユーザーとして遊んでいるのですが、サイドミッションもしっかりプレイしているので達成率は75%で、ストーリーはまだクリアーしていないです。ずっとマイルズからの電話を無視して「ごめん!」と思っています(笑)。

「(電話に)やっとでた!」ってね。ぜひ、サイドミッションも楽しんでください。

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応募方法

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賞品
興津さん&勝さんの直筆サイン入りの『Marvel's Spider-Man 2』オリジナルノート

応募締切
2023年12月26日(火)23時59分リポスト(RT)分まで

当選発表
当選者へのみ2023年12月28日ごろ、X(Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)にて「@famitsu」よりお知らせします。

※あらかじめDMを受け取れるよう設定してください。
※ご当選の場合、2024年1月10日までに賞品送付先を専用フォームにてご登録いただく必要があります。かならず期日までにDMをご確認ください。

賞品発送
2024年1月下旬予定

注意事項

■応募にはX(Twitter)への登録(無料)が必要です。
■当選はおひとりにつき1口までとなります。
■以下の場合は応募をお受けできません。
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